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親子それぞれにある腐れ縁

今回はタイトルの通り、あまりポジティブになれない話となっています。わたしの身近に起こっている話、でも、誰しもあるだろう腐れ縁の話。

「腐れ縁」とは、離れたい、縁を切りたいけれど、断ち切れない縁ということですよね?これって、会社や学校など、何か組織に入っていれば、それは起こりやすいものです。

母親ならやはり子供会やPTAの組織の中でそれを感じるのではないでしょうか?わたしもそれです。

子供会で同じ役をすることとなったあの方、当時わたしと同じくシングルマザーで実家に住んでいる人でした。

わたしの母親としての腐れ縁

どこが苦手だったのかというと、子供会の中で、まず行事は何にしようという会議の時のこと。
話し合う内容が決まっているので、わたしは何か構想を考えてネタを持ってくるタイプなのですが、その方はなにも用意して来ず、話を自分中心に持ってきて、「あ、あれいーんじゃない、私やってくるわ」とさっさと決めていく感じ。
まあ、仕事はしてくるので任せとけばいいけれど、何か仕事ぶりにムダがあるなあと感じるので、それを指摘したいんですができないんですよね。
彼女中心に事が回っているし、わたしのようなオタク気質ではヤンキーの母親には意見言えませんって。

子供会の役をこなしている1年間は、近所なので行事のこと以外にも会社へ出勤するときなどにも会うのですが、聞いてもいないのに小学生の自分の子が休みの日にクラスの男の子と遊びに行く話などのパリピぶりを話してきたり、転職先で自分がどれだけ有能なのかを自分から言ってくるんです。
子どもの習い事やわたしの仕事の内容なども細かに聞いてくるのですが、わたしの方は適当に話していました。

なんだろう。母親同士の仲って自分と比べたがるのがデフォルトなのかな?あなたとわたしとは向かっているベクトルが違うんだから、ほっといてくれ!このころは資格試験にも挑戦していたのでなるべくそちらに集中していました。今思えば彼女にとっては、その辺も気にしていたんでしょうね。

子供会の任期が終わった後はあまりその方とは接点のない暮らしをしていました。
わたしは通勤時の交通手段も変わったし、実家から引っ越し(といっても子どもの学校の校区内ですが)しました。
同じ中学校に進学したけれども、子どもの学年も違うし、学校行事も少なくなり、なんせ子どもも学校に行ってないのでますます縁はなくなったと思っていました。

なのでわたしの始めたブログには、その方の名前をタイトルにしました。
苦手な女の名前をタイトルにするなんて!でもありふれた名前だし、同じ名前で検索に引っかかる人も多いかもということでね。

そして今年、わたしは中学校のPTA本部役員に当たりました。もちろんこれはくじ引きの運。
他の学校も同じだと思いますが、本部役員の最初の仕事として、各学年の保護者の学級委員を選出するというものがあります。
子どもを持つ親としては1年の中で一番いやな行事のあれですね。大体がくじ引きです。運です。

苦手な彼女の学年の選出も受け持ちました。わたしは教室の前で彼女のことを気づいていないふりをしながら学級委員選出を進行していました。

ところがここでまた、彼女が学級委員のくじを引いてしまったんです。

また1年間、数回は顔を合わせることになるんですよね。でも幸いこのご時世なので、学校の行事ごとも減っているのでPTAで集まる回数も減るはず!

すっかり下の方に押しやられていた彼女のLINEのアイコンには、赤ちゃんと映っている写真だったので再婚したんだなとは感じていました。名簿に載った苗字も変わっていたので、もう、声かけられるまで気づかないふりしとこうと思っています。

ってかなんで再婚したのに実家の近く住んでんだよ。。。

娘の腐れ縁

子供の人数が少ない地域だと、幼稚園から義務教育が終わるまで近所の友達が固定されることはあるあるで、娘にとっても苦手な同級生が近所に住んでいのです。

しかもその子とはあいうえお順になっても同じ行で始まる苗字だったので、学年が上がるたびに席替えをしない限り、席順がとなり同士。学年も2クラスしかないので、席が隣になったり、前後になる確率がかなり高いんですよね。

わたしの娘は小学生のうちはおばあちゃんの影響で習い事はテニスをやっていたのですが、知ってか知らないでなのか、その子もテニス教室に入ることに。
曜日は違うけれど、娘も嫌だな~と言っていましたね。
また、中学校に入る前に塾へも行っていたのですが、娘は仲の良い友達が通っているということで同じ塾に行かせたのですが、その塾にもまた苦手な近所の子も通っていて…

よっぽど仲のいい子ではない限り、クラスの子と同じ塾に通うのは娘にとってはストレスだったのかもしれません。
塾はクラス分けにより学力が分かってしまうし、仲もよくない人が学校でも一緒で学力も知られるのは辛いですね。

わたしはその子のエピソードはあまり知らないのですが、唯一バレンタインの日にチョコレートをあげると、ホワイトデーにはゴディバが返ってくるらしいので、クラスの女の子数人は義理チョコを渡していた、という話を娘から聞いたことあります。ああ、そりゃ娘とは合わないよね~。

人間の全ての悩みは人間関係から

「人間の全ての悩みは人間関係にある」ということは本当で、あとの悩みは自分で解決できることがほとんどというのはとても納得のいく言葉です。
自分自身の悩みは努力で変えられるし、もし無理なら心の持ちようで「自分はここまでできた!」と覚醒させることだってできますからね。

ただ、このことを知っておくだけでも、自分の今の苦しさはどこにあるのかなどを分析することが出来るし、気持ちの置き方も変えられるのではないでしょうか。

そのようなことを気づかせてくれた本が、この「嫌われる勇気」です。

もうすでに多くの人が、いろんなSNSでレビューしているし、ドラマにもなった本だけれども、本を読んでどう捉えるかは人それぞれですよね。

ママ友同士のモヤモヤも、この本を読めばたいして傷つくこともないんだけどな~。


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