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ラジオドラマ「喫茶待ち人」最終話

連載中の「喫茶 待ち人」も今回が最終回。主人公の紫子は高校球児と負けないくらいひたむきに、次々起きるハプニングに向かっていきます。 「待ち人と再会できる」という不思議な喫茶店でアルバイトをする大学生の物語。 店主を怒らせてしまった紫子は、最終話で何に気づくのか? 聴き終えた後に、少しだけ軽快な気分になるようなお話を、モノローグでお送りいたします。 ぜひ楽しんでくださいね。

ーーー今回のあらすじーーー
紫子が両親の離婚について話し、鈴木と花乃と共にカフェで新メニューを試作する。りえが久し振りに「待ち人」に訪れ、彼女の話を通じて、紫子は過去の出来事や家族の関係を見直す。最終的に、紫子は新メニュー「再会の道しるべ」を完成させ、過去の傷から解放される一歩を踏み出す。
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ーーーー前回までのあらすじーーーー
1話
大学生に入学したばかりの柳沢紫子(ゆかりこ)は、待ち人と再会することができるという不思議な喫茶店「喫茶待ち人」でアルバイトを始める。なぜか店主の花乃に見込まれた紫子は、急にバイトが増え、学業と両立ができず睡眠不足に。疲れ果てた紫子は、電車の中で生活費を全額入れた財布がなくなっていることに気づく。紫子は財布を探しに「待ち人」に向かう。


2話
紫子の話を聞いた花乃は動揺する。花乃は厳しくも情に厚く、紫子は心動かされ、「お客様のお役に立てるようになるために、ご縁がわかる人間になる」と決意する。 そんな紫子の前に、常連客のりえが現れる。色気のあるりえに、なぜか両親の離婚以来、会うことがない父を思い出す紫子。紫子はひょんなことからりえを怒らせてしまう。


3話
りえを怒らせた紫子は自信を失い落ち込むが、花乃の励ましで立ち直る。勇気を出してりえに謝罪し、りえを巻き込んだ接客を試みる紫子。その結果、りえは初めて店で笑顔を見せ、帰り際に待ち人のために作っているブーケを紫子に手渡す。りえのことが気になった紫子は、彼女の力になれるような接客を模索しながら、自身の両親の離婚にも向き合い始める。



4話
りえの待ち人が突然来店し、紫子の後押しで再会を果たす。しかし、待ち人が既婚者だと判明し、紫子は強い自責の念に駆られる。花乃は切り替えるよう、紫子を諭すが、紫子は立ち直れない。接客を避けるようになった紫子に、花乃は両親の離婚と向き合うよう促す。自分を大切にしない紫子についに花乃は激怒する・・。




毎回100人以上が来場する 人気朗読イベント「オトネリ会」のストーリーテラー:椎原妃希菜&プロデューサー我妻悠がお送りする、新感覚エンターテイメント。 (作者本人による朗読なので、著作権もクリアーしています♪) 気分転換に、不思議なショートトリップを味わえる、モノローグの17分間。 どうぞお楽しみください。


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