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ダリ・アトミクス DE ヱビ・アホミクス

モロ出し金玉美術館もとい
諸橋近代美術館という
ファンタスティイクッな美術館を
ご存知だろうか。
アジアで唯一のダリ常設美術館である。
全国展開をするスポーツ用品店で
有名なゼビオの創業者である諸橋廷蔵氏が
ダリファンでありそのコレクションを基に
この美術館は設立された。
ゼビオの本社は郡山市であり
美術館は福島県の会津にある。
コロニャの影響で現在開催している
企画展をオンラインでギャラリートークを
行うっちゅーことで参加してみた。
ダリとハルスマンというカメラマンの
企画展のトークである。
定員50名マックスの参加者であった。
ダリはハルスマンと組んで
数々のユニークな写真を残しており
その撮影秘話を説明員の方が
色々と話してくれた。
当時、原子力に興味を抱いていた
ダリは全ての被写体が浮遊している
『ダリアトミクス』という写真を作った。
当時はデザインソフトが無かったので
全てを同時に浮遊させるにはせーので
タイミングを全て合わせなければならない。
26テイク4時間かかったそうだ。
意外と短いニャとも思ったが
全ての写真をアナログな手法で
つくっているということに
逆に感銘を受けた。
ダリが現代のデジタルデバイスをもったら
ヱラいことになるだろうなとも思った。
まずはアナログでやってみること。
次にデジタルで遊ぶ心を持つこと。
これらの重要性をヒシヒシと感じた。
オンラインZoomだったので
最後にお礼のメッセージとしてチャットに
サルバドール・ヱビを名乗り
ファンタスティイクッ!とコメントしたが
運営と全参加者に見事にスルーされたのは
言うても言うまでもない。
ヱビ・アホミクスである。

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