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ビジネスをするために必要なコトバたち

野村克也語録が本やカレンダーになっています。インターネットにもあるのでぜひ見てください。栃木の足利が生んだ書道家のあいだみつおさんの「人間だもの」は人生や生き方やヒトの弱さを書いていますが、野村克也氏のは全てのビジネスや勝負につながっているのでよみやすく共感できて好きです。

休みの日の風呂で論語や兵法を読むのがずっと好きですが、国も時代も背景もコトバ遣いも違うのでこれらはわかりにくいのです。野村克也さんのは真実や道理がわかりやすい短いコトバで表現されてい共感しやすいです。勿論松下幸之助さんと稲盛和夫さんの本も好きですが彼らは経営者としての真実を書いてあることが多いので、野村克也氏ほうが若い人には読みやすいと思います。

私が一番心に沁みたのは「自分のためよりも誰かのために働いたほうが成長できる」です。自分のためだけだとすぐにくじけそうになったり逃げたくなるのに、誰かのために働こうと思うともっと上がいつもあるような気がするからです。

ビジネスのヒントはいつも兵法にあります。私がいつも書いてあるなあと思うことは下記のことです。

正しいことを正しくやりながら深く探求する
 仕事や人生には倫理観と徳(思いやり)が必要
ダメだったことや悪かったこと、負けには必ず理由がある
 ダメには理由があり成功は偶然だから考えない
人は組み合わせ次第で能力が発揮できる
 人の配置や登用でチーム力があがる
自己犠牲をいとわない人しか信頼されない
 周りのために動けない人は人も仕事も信頼できない
やめなければ失敗じゃない
 失敗とは諦めることとやめること
全てに型がある。スゴイ人の真似をせよ
 全てのことは真似や模倣からスタートする
若いときに苦労をしたほうが後からラクになる。まず量をやる
 最初からラクしたいは後から後悔する
全部できるという人は大概どれもできない
 なんでもできるという人は実は何もできない場合がある
大きな敵と戦うときは得意な陣形で勝つ
 自分の得意を知ることは弱みを知ることにつながる
誰かのために働いたほうが成長しやすい
 自分のために働くよりも周りのために働くほうが成功できる

こうゆう本は繰り返し触れているうちに自然に身体に入るようです。時代が変わっても誰かの役に立ちながら自分の仕事を全うすることは幸せ。歳をとってからは誰かができるようになることは無上の喜び。国や立場が変わっても変わらない普遍の価値。自分のことばかり考えているうちはなかなか成長できませんから。
 

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