大きな組織の控えめキャラ最強説
世界的なSNS会社の数社の解雇が国内外で話題です。一方日本の歴史あるそれなりの企業ではある程度の年俸を得るまでに時間がかかり過ぎます。新卒23歳→主任27歳→係長30歳→課長35歳→次長40歳→部長45歳→局長50歳→役員55歳→取締役60歳。誰ともトラブルを起こさずに、腐らず、休まず、心身を整えて、真面目にコツコツとしていないと出世ゲームに生き残れません。
新卒3年目で多くの方が離職するのは社内政治が得意なヒトが珍重され組織のために頑張っているヒトが評価されないのを目の当たりにしているからだと思います。また自由度のない仕事と管理が失望の原因。歯車になれと強要されても裁量がないこと、偉くなるまで意見が言えないことを受け入れがたいと辞めていきます。
大きな企業では今も昔も地頭のよいホンネをいい、かつ会社の未来を考えているシャープな人材が重宝されるとは限りません。上に対して「はい」と素直に言えて自分の敵にならない、意見のない控えめキャラが珍重されます。将来自分のライバルになりそうなシャープな人材は周りからクセがあるとかいうレッテルが貼られ減点主義の評価で輝けないのです。
ヒトがやることなので仕方ないのかもしれませんが戦国武将の時代から好き嫌い人事は無くならないのです。会社というのは「あの子が欲しい」の異動のときのハナイチモンメに選ばれないと一生しょっぱいことや浮かばれないこともあります。目の前の仕事を遂行するという当たり前のことができないといつも不安。不安だから誰かのせいにしたり、会社の悪口を言うものです。
自分の入った会社や仲間に少しだけ感謝してください。多分違う世界があります。まずは受け入れてしまいそこからがスタート。終身雇用はこの先続くとは限らないからです。
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