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自分の価値を信じて働き続ける

「上を目指したいと思う気持ち」「たくさん稼ぎたい」という気持ちは全然有りです。そしてそれが成長の原動力だと思います。一方でヒトからの見え方や肩書、以前いた会社を自慢したり、知り合いの自慢をして周りにマウントをとる方もいます。

今自分が何をやるべきか、未来にどうあるべきかのほうが大切なのに、過去の自慢が激しい方は、新卒で入った会社と過去のキャリアを自慢。さらに1年くらいしかいなかった業界有名人のボスを自慢されると聞く側はスルーしちゃうこともあります。

先日外資系メーカーのマーケティングを長くやられている方と話をしました。その方はいつも穏やかでしなやか。困難も前向きに乗り越えて愚痴も言いません。私が気の強い方が多いなかでなんでそんなにしなやかにされて結果を出せるのかとお聞きしたら意外な答えが返ってきました。
「見方が違っています。一見、気が強そうに見せている方は実際はとても臆病で繊細。自信があれば、ああゆう話し方にならないですよ。特に中途である程度のポジションで来られた方は1年で結果を求められます。自然と急いでしまうのです。焦るからあんな話し方になります。そして自分が役に立てないと思った瞬間に契約更改の1年を待たずに自分から辞めてしまうのです。ブライドは高いからです」と。

負けず嫌いで気が強いことや意地があることは仕事の上にとってプラスになります。最初からできないとハードルを下げすぎるのもいけないし、できないことをできますと周囲にマウントをとるように言い過ぎるのは時間の無駄。そんなマウントは働き始めて2カ月であっさりとバレてしまうものです。凄いでしょ的な承認欲求の強さもよい方向に働けば素晴らしい成果になるのに、大概は逆にいきます。

私の場合は30代でこれを長くやっていこうという仕事に出会えました。もしかしたらある程度の年齢になっても会社や仕事の悪口を繰り返す人の多くは、この仕事を続けたい、またはこのヒトについていきたいというヒトに出会えていないのかもしれません。自分の価値を出せると信じていたら小さなことは気にならず未来をみられるはずです。

仕事人生50年。できれば最初の10年がその先の繋がっているといいなと思います。目先の給与も大切ですが、持続可能かどうかは大切。自分がやるべきこと、自分の価値を信じてどーーんと構えてしなやかに働けるといいですよね。仕事は50代からが俄然面白くなります。そこまでしなやかに奢らずに頑張ってください。

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