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思いきり働けてかつ成長できる期間はとても短い

『人生は一度きり。ただし思いきり働けて仕事を通じて成長できる期間はとても短い』。私がいつも感じていることです。自分がその成長時期にいてかつ時間がないと実感している人はとても少ないのです。20代後半と30代で「マニュアル通りの仕事ではなくて自分で考えて仕事をしてみたい」「自分でなければできないことを探したい」「自分の人生を自分の足で歩いている実感を得たい」と感じた人はもしかしたら動くときなのかもしれません。

新卒の頃は聞いたことある会社、なんとなく名門そうな会社を選んでしまうもの。そこに入るのが目的であってそこで何をするのかをイメージできていないから知名度や社員数で選んでしまうのです。入社して数年経過すると自分がそこに入って一生懸命覚えた仕事が、実は「誰でもできることだった」「同じことの繰り返しでつまらない」「長く続けていくのは苦痛」。何よりも「これを続けた先には成長がない」と感じてしまったときの絶望って耐え難いものです。これはみんなが通る道です。

「安定」「大きい」でも「つまらないのは仕方ない」を自然に受け入れたらそのあとには仕事内容ではなく「残業が無い」「休みがとりやすい」という待遇の満足とリア充に落ち着いていきます。男性は社内の人とゴルフや野球を。女性の場合はあらゆる世代の女性でジャニーズや韓国エンタメのライブ活動に走る方が多いように思います。このように自分のバランスを上手にとれる人は長く勤務できて馴染んでいくことができるのです。

一方で自分にしかできない仕事にチャレンジしてみたいと思ってしまったらその気持ちは止められなくなります。男性の場合は色々なビジネス本を読むのもこのとき。ネットでいろんなセミナーに出たりします。20代後半というのはある程度将来が見えて、でも自分の実力が伴わなくて、社内では自分の意見もあまり通らずにもどかしい時期が続きます。また転職したくても、「他の会社で通用するか不安」とか「今のほうがラクだぞ」と自分に言い聞かせてしまう時期でもあります。

30代後半になって、ある程度肩書がついてくると今度は受け入れ先の問題もあります。だから思いきり動ける時期というのもとても短いのです。20代後半。自分の人生を仕事で変えたい人はこの時期に40代以降の自分を幸せにするために考えてみてください。そして素敵な連休を。読んで頂きありがとうございました。

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