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メモする指をとめて会議に参加。そこで人の表情を見るクセをつける

会社説明会で学生には絶対メモをとらないでほしいとコメントしている。なぜならメモというのは今聞いている数分前の自分の記憶を辿っているだけで今話している内容はどうしても片手間で聞いてしまい頭に入らないから。それはとてももったいないこと。大概の打合せや会議はその後の試験はないので一人の書記を決めそれ以外の人はメモやノートから顔を上げて、会議に参加したほうがいいと思う。

メモするよりも考えたり感じるほうが大切だから。参加している人の顔の表情を見ていろんなことを判断したほうがいいから。日本人はみなまで言わない人が多い。だから若い時から、話している人の表情や聞いている人のリアクションを見て、感じるクセをつけておいたほうがよいと思う。

会議にいるけど会議に参加しない人が会議をつまらくしていることもある。話している側がオンラインでもほぼ全員の顔や表情そして気分などがよく見えていることを気がついていない場合が多い。目立たぬようにしていることで逆に目立ってしまっているのだ。最初はそうゆう人を「具体が悪いのかな?」「何かわからないことがあるのかな?」と気を遣っているがそのうちに互いが慣れていく。その慣れというのはとても怖いものだが・・。

会議や会合参加中、誰かが話しているときは顔を上げていたほうがいいし、相槌を打ち、面白かったら笑い、隣の人と目を合わせてニコリとしてみてもいいかもしれない。よく話す人とそれ以外の人にならないために、何らか口に出してみるといい思う。司会進行の人は誰もが一言ずつ話せる環境にすべきかと思う。それは進行を考えないといけないかもしれない。

そして人のアイデアを聞くだけでパワーが出ることもある。テニスは相手からの強い球を腕に力を入れて返球したときに、普段打てないびっくりするほど力のこもったオンラインのナイスボールが出るときもある。サッカーもパスがいいから輝ける。会議はメモする場ではなくて自分のアピールの場。自分一人でできないことを互いの知恵で共有する場だと思う。そこでは積極的に話すというその場の役割が与えられている。

何かアイデアを持ち寄り自分が想像していたものと違ったときはふーーんとワクワクすればいいし、盛り上がらなかったときはもしかしてそれぞれの事前の準備が悪いんだと思う。1日2時間の打合せや会議なら月に44時間。この44時間は、自分をアピールしたり人のアイデアを聞いて自分のアイデアを膨らましたり、プレゼンの方法を盗んだり・・。盛り上げ方を学んだりする時間。メモするなら相当早くキーボード操作ができるようになるかメモの取り方を学んだほうがいいと思う

そして楽しむ。人の意見が聞けること、人のアイデアを知ること、会社の方針を知れる会議はわくわくと楽しむのがいいと思う。会議と打ち合わせは成長のチャンス。毎日あるチャンスカードをめくりまくってください。


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