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今日の冬至、荒れ狂う「伊吹降ろし」にニュージーランドのことを思い出す。

ちょっとサイコっぽいニュージーランドの人たちのことを思い出す。

今日は冬至なので、かぼちゃを食べて、柚子のお風呂に入って芯から温まる予定です。日中、昼頃に穏やかなお天気になったのですが、午後からは尾張に特有の「伊吹降ろし」という突風に八幡様と住吉様の旗がバッタバッタと翻り、風による体感温度はマイナス1℃ぐらいに感じました。

この荒れ狂う天候で、ニュージーランドのことを思い出しました。12年ほど前、両親の過干渉が激しかったので、私は南半球まで逃避するように逃げて、1年半ほど暮らしていました。

この話は、そのうち、ゆっくりしますね!結局、ちょうど今ごろ、父は元気だったというのに、母に父が死にそうと脅されて帰ってきたんだった。

今年の漢字は私的には「怒」と書きましたが、母娘関係をスムーズに流せない自分に対しての「怒り」が大きかったなぁ、と思っています。父というストッパーがいなくなって、母が「増長」し、それを上手にスルー出来ない、情けない自分っていうのに腹が立ちっぱなしだったわ!という感じです。

母に泣き落されて戻ってきた私にとっては、クリスマスは忸怩たる思いが蘇る季節でもあるの。父を最後まで看取ることができたから、それだけは後悔せずに済むこととなりました。



自然は素晴らしかったけどオークランドも村・・・

話がそれましたが、「怒り」について不可解な現象をニュージーランドではしょっちゅう見ていたんです。

子供が道でグズグズ泣いたりしても「あーでもない こーでもない」と
なだめ尽くして、ご機嫌とるの。

そうしないと


「子供虐待」で通報されちゃうから!

親は子供に「怒ったり」しちゃぁダメ!優しく、言い聞かせて納得させる。だけどさぁ、子供って甘やかせばつけあがる。しかりつければ拗ねたりグレたり。

ウチの孫なんて、5歳だけど交渉上手だし、スーパーで大声で泣いたり、演技派!私をなめてるから「ウソ泣き」は日常茶飯事。

人間ってさぁ、どこでもいっしょだよね?と、思うんですが、ともかく「子供虐待」の通報が怖くて親は「下手」にでて、ご機嫌取り専門なの。

夜泣きですら、近所の住人が「通報」する。サイレン鳴らしてパトカーぶっ飛ばして警官が来るわから「夜泣き」も困るわけ。

NZじゃ、どこにいってもワガママな子供たちに振り回されて、ヘトヘトで困惑してる顔なのに、ひきつった顔でほほ笑んで子供をなだめる親たちの多いこと。


ホントは笑ってないの・・・ホントは困ってるの・・・

ホントは怒ってるの!


日本だったら、大声で「何言ってんの!今日はダメ!」って、しかり飛ばしてるママいっぱいいるよね!

手芸屋さんで、毛糸触ってた子供をバチコーンと叩いたママも見たことあり!

毛糸触ったら、モチャモチャになっちゃう。そのママ、立派にも買っていきましたよ!


子供に「怒らないでいれる?」絶対に絶対に無理ですよね!

顔で笑って「ねぇ、買ったばかりだから又ね」と言ったって、子供は聞かない。NZじゃぁ、子供の方が立場が強いんで、親はへっぴり腰で「諦め」ていてモノだって買ってやるし、食べたいっていえば、アイスクリームをバケツ1杯でも買ってやる。

それにね、ニュージーランドっていうと「ピースボート」で有名だけど、隠れラジカルで決して穏やかなんかじゃないの。めちゃくちゃに戦闘的なんだよ。


人間より羊が多いのは有名なことですよね!

動物愛護も先進国と思われがちだけど、近所の犬がうるさく吠えたら警察に「一報」するの、こっそりと。

そうすると、警察がイエローカード持ってきて3回もらったら、犬はあわれにも殺処分らしい。

詳しく知らないけど・・・

表の顔は「異常」な「平和」好きだから、みーんな紳士淑女として振る舞ってるけど、本当はすごーく大変なの。

隣近所の事を通報するのも
「ちゃんとすべきでしょ!」っていう怒り

子供の虐待通報するのも
「あんた、なにやってんのよ!」という怒り。

だけど、だーれも「その場」で怒らないの。白い目で見下して優越感感じたりする。ちょっとサイコパスっぽところがある。

そして密かに「通報」するの・・・


だから酒飲みが多くてアル中も多い。自殺率もすごく高い・・・・
田舎だし、する事ないから、やたら手芸とか園芸好きが多いし、つぶれない店は酒屋ぐらいなもの。

レストランだって「お酒」持ち込みOK!そのぐらい「アルコール大好き」な人が多い。お酒に逃げちゃってるっていうの?

自然が素晴らしくて、一日に四季があるっていうけど、朝ピーカンで、2時間後ぼ9時雷と豪雨、また晴れたと思ったら、こんどは暴風。

目まぐるしく天気が変わるから雨が降っても「洗濯」いれないの。乾くまでホッタラカシ!このことも「変」だと思っちゃうし、目まぐるしい気候と、トイレや排水の水が反対周りで流れるのをみてると、こっちまで精神が病みそうになったりもしたわ。

だけど、ニュージーランドの人は、ともかく掟なんだから、怒れないの!

夜、救急車がサイレン鳴らしてくると「あぁ、また酔っぱらって意識不明」
「あぁ、きっとまた首吊り」って思っちゃうトコロでもあったの。

「怒れない」って怖い事なの!

「怒り」をやり過ごしちゃダメ!胃だって悪くなるし、健康損なう!

「怒れない」ストレスでサイコパスにならないように、ちゃんと「怒り」は表現しましょう!


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バーバラ・マルカワ
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