![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83587597/rectangle_large_type_2_bd738abd7cf3061962dce68eb13052c9.jpeg?width=800)
活きる環境・育つ環境
個性を活かすために、まず分析する
前回の投稿では、個性を認め合い活かしあう=『適材適所』についてお話をさせていただきましたが、実際の生活では個性を認めあうってとても大変なことだと痛感しています。
ドラゴンボールのスカウターで、得意不得意や性格が分かればいいのに、って前から思っています(笑)
なので、社内で色々な自己開示・性格診断などのゲームをしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1659089691549-HKsG4Qeu1q.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1659089843495-BfqTPbiY7V.jpg?width=800)
また難しいのが、性格は変わるし、個性も変わることです。
それは、役職や置かれている立場、恋人、結婚など、環境が変化していくからです。(今度お友達の内藤さんの個性分析を受けてきますので、またご紹介しますね)
私の得意の木で表現させていただきますと、、、
同じ杉でも育て方や、環境で大きく変わる
実は、サムネイル画像のこちらの場所は、徳島県立阿波十郎兵衛屋敷です。
![](https://assets.st-note.com/img/1659059904672-nPmaX8lVof.jpg?width=800)
引用:https://joruri.info/jurobe/
こちらの十郎兵衛屋敷はすべて徳島の杉で作られています。
これらは台風で倒れた大木を活用したもので、これだけの大きな施設の構造を支えています。
こちらの木材を提供されたのは、私たちが床材、もしくは構造材で直接お世話になっているTSウッドハウスさん。
TSウッドハウスさんは、山主3社、製材所1社の協同組合で、木の産地直送を世に広めた木の集団です。
前回お話した木の活かし方は、ほとんどすべてこちらの和田さんという方に教えていただきました。
https://archive.kino-ie.net/interview_191.html
![](https://assets.st-note.com/img/1659078811233-K2hTcVlB8g.jpg?width=800)
和田さんに教えていただいた中で印象に残っていることは、『木の良さを活かすには、手を加えすぎないことが大切である』と言う話です。
一般的に流通しているほぼ100%の木材は、人工林で管理されながら育てられ、伐採されています。
そして山で切られた材は、そのまま製材所に運ばれます。
その後、住宅等で使われる標準寸法と言われる、使いやすく歩留まりの良い寸法に製材をされ、乾燥機に入れて含水率20%以下まで乾燥し、一週間ほどで出荷されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1659090377047-nZFEZbIoPq.jpg?width=800)
TSウッドハウスさんの山は、密集して植えたりしませんし、枝打ちもあまりしません。
それはなぜかというと、伐採の際に山で葉をつけたまま乾燥させるからです。
![](https://assets.st-note.com/img/1659091608452-3eqHllnZwS.jpg)
山で葉をつけたまま乾燥させることで、水分が多い辺材の含水率を下げ、全体の水分分布を均一化し、ワレ・クルイ・ソリの少ない木材が提供できます。
また材の色艶が良くなり、バラツキの多い心材色がほぼ揃います。
更に重量を約70%まで軽量化することで、運搬費のコストダウンまではかれるなど、さまざまな利点があるのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1659092399936-dCUAZXDFhQ.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1659092443583-TR3Vbvekbr.jpg?width=800)
また土場にて、太陽の熱で自然乾燥させます。
機械による強制乾燥をしないので、木に負担がかからず、木のオイルが抜けないため、最高の色つやと香りが保たれます。
実際に吉野の某製材所にお邪魔した際に、高温乾燥時に出る水分を化粧品メーカーが取りに来ると言っていました。
それぐらい良い成分が抜けちゃうんですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1659092901985-isKP8BLGku.jpg?width=800)
全く同じ樹種である杉でもこのように、
①負荷をかけずその良さを残したまま育ったもの
②早く成長(製品化)させるために型にハメて負荷をかけて育ったもの
どちらが個性が活かされるかは一目瞭然ですね。
私たち人間も、同じ自然界の生物として、個性が活きるように周りの人が環境を整えてあげることが大切ではないでしょうか。
365日チャレンジの同志の記事も是非ご覧ください
だいちゃんこと内藤さんのnote #株式会社夢峰(ムーブ)#個性分析
https://note.com/daigoog/
けんちゃんこと、野中さんのnote #株式会社わけわけ#先生シェアハウス
https://note.com/nonaken
渡辺洋亮 #日本こどもみらいラボ#日本一やさしい整体師
https://note.com/light_fairy257
いけやんこと池田 裕二さんのnote #犬築家 #愛犬共生住宅
https://note.com/jolly_nerine980/
川上 朗さんのnote(実はチャレンジを決めた日が初対面!)
https://note.com/jean_2020/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?