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~葉桜の日に薫風は吹き抜けて~ukka Major Debut Spring Tour2023 品川公演【感想】

2023年4月16日(日)、品川プリンスホテル付近。昨日までの曇天が嘘のような快晴の空の下。初夏のギラギラとした日差しが照ってスウェットでは暑かった。

この日はukka2023年春ツアー最後の品川ステラボール。ももいろクローバーZや9nineなど、私のルーツとなるアイドル達もかつて歴史を刻んだ場所であった。


施設入口
施設内映画館側

セットリスト

青春小節ナレーション(川瀬あやめ)
Overture
M.1 アフタヌーン・グラフィティ
M.2 ファンファーレ
M.3 空想トラベル
MC①自己紹介
M.4 Killer Lips
M.5 MORE!×3(ツアー変曲枠)
M.6 ねぇ、ローファー
M.7 帰れない!
MC②
M.8 嘘とライラック
M.9 コリオリ
M.10 ガールズナイト
M.11 コズミック・フロート
MC③
M.12 キラキラ
M.13 それは月曜日の9時のように
M.14 Viva La Vida
りなるりのご当地LOVE調査隊
M.15 タリルリラ(ツアー変曲枠)
M.16 エビ・バディ・ワナ・ビー(ツアー変曲枠)
M.17 ボクエール
M.18(EN.1) TAiLE WiND(新曲初披露)
M.19(EN.2) AM0805の交差点(ツアー変曲枠)
M.20(EN.3) ラブパレード
青春小節ナレーション(川瀬あやめ)


幕前・1ブロック目(M.1~M.3)

青春小説のナレーションはあーぴよちゃんこと川瀬あやめちゃん。ステラボールで9nineのファンの人が考えたukkaのキャッチコピーを読み上げてるのは個人的に感慨深かった。
そして時間を気にしてかったので心の準備できてなかった()

1曲目は「アフタヌーン・グラフィティ」
いつの間にかめちゃくちゃ好きな曲になってた。Bメロなどコールが新鮮。

2曲目「ファンファーレ」。福岡ではとても印象深かった。

3曲目「空想トラベル」。曲がそもそも好きなので揺れてしまう。
りじゅるりのチューを下手寄りにいた為しっかり見た。りじゅちゃんの顔が見えなかったけどそれはそれでチューを見てる感じでドキドキする(?)
りじゅちゃんのパートでしっかり右手のリストバンド型ペンライトとスタプラフェスペンライトの青を掲げた。

自己紹介はるりちゃんとりじゅちゃんで腕を掲げて名前を呼んだ。

2ブロック目(M.4~M.7)

4曲目「Killer Lips」!ペンライトを白にして応戦。福岡のDrumBe-1では音が控えめだったのに対し、ステラボールはしっかり脳の髄から全身に音が響いて気持ち良かった。
大好きなユーロビートを爆音で摂取しないと生きていけない身体なので生きられましたね(?)
わたしロマンス以来の超推し曲なので干され曲になるまでの間何回も聴きたいですな、、

るりちゃんの落ちサビではグルグルケチャがようやくできた。

5曲目は私としては少し久しぶりになった「MORE!×3」。モーモーモーのコールに少し気後れしつつも付いていけた。
るりちゃんがぷく顔をしてて、「あざとるり今日も絶好調だなぁ」と思いながら意識を保って耐えてた。()

6曲目「ねぇ、ローファー」。穏やかな春の昼下がりに聴くこの曲が本当にたまらなすぎる、、新パートのるりちゃん、、

7曲目「帰れない!」はやっぱりなちゃんの新パート、、夕方のアニメの主人公みたいな少年っぽいけどカッコいい歌い方良いなぁ、、
Dメロの「せいしゅーん」コールも言えて嬉しかった。

3ブロック目(M.8~M.11)

8曲目「嘘とライラック」はやっぱり清廉で、穏やかな春の昼下がりに心地よくて凄く良い。りじゅちゃんに注目してしまいがち。

9曲目「コリオリ」はりじゅちゃんのボーカルがめちゃくちゃカッコ良かった。
後日りじゅちゃんがインスタのストーリーに落ちサビの様子あげてたけどイケメン過ぎた、、「聴けば聴くほど深みにハマってく」が文字通り過ぎて頭抱えた。

10曲目は「ガールズナイト」
「踊れば無敵」パートが新しくるりちゃんになってて、めちゃくちゃイケメンでカッコよかった。声に渋み(?)があるというか、とにかくカッコよかった(語彙力)。

11曲目「コズミック・フロート」は沸きまくった!楽しい!!!「swing swing yey」が楽しい~

MCでは観客の声だし対決。左と右にざっくり分けて声出しし、左側の勝利だった。
その流れで「アリーナ~!」みたいなテンションであやめちゃんが関係者席~!」って言い、振り向くとRURIタオル掲げてる方々がいて目頭が熱くなった。

4ブロック目(M.12~M.14)


12曲目「キラキラ」!!!イントロからもう優勝した感じがいつもするけど、イントロや間奏の「ウォウォッウォウォウォウォ ウォウォッウォウォウォウォ」コールの会場の一体感に再会できて感無量だった。

落ちサビのメンバーが歌い繋いで空ちゃんのロングトーンの無敵感はやっぱり痺れる。

13曲目は「それは月曜日の9時のように」
るりちゃんがぷく顔しててあざとかった。「横顔にキスしたい」パートのるりちゃん、かわいさが暴れん坊すぎる。
お立ち台に立ったりじゅちゃんがめちゃくちゃかわいかったような。

14曲目「Viva La Vida」!!

りじゅちゃんのBメロのキレ、今回もカッコよかった。
この日の数日前のあやめちゃんの配信で見直された「出会ってくれて本当にありがとう」→「コチラコソー!」と「幸せの姿なんて千差万別」→「ソレナー!」は前者は対応できたけど後者はうっかりしてたのでリベンジしたい。

この曲のクライマックス感はほんとアツいし、個人的に特撮ヒーローの劇場版限定フォーム出た時みたいな興奮物質が脳から出るからほんとたまらん。

りなるりのご当地LOVE調査隊・5ブロック目

続いてはりなるりのご当地LOVE調査隊のコーナー!

るりちゃんが言い間違えるとりなちゃんがツアー最後の公演なのに本気か!?って感じのツッコミがキレッキレで面白かった。笑

東京のご当地LOVEは切腹饅頭。実際に昔お詫びの品として献上されてたもののようで、私はあんこの和菓子好きなのでめちゃくちゃ気になった。

真っ赤な全通Tシャツに着替えたお姉さんメンバーが確か勘違いで早めに登場。

ご当地LOVE調査隊のコーナーのりなちゃんとるりちゃんが持ってた台本に描かれたイラストをお姉さんメンバーが解説。もあちゃんが「パン…?」と言ってたのが福岡の明太子だったようで面白かった。笑

空ちゃんが春ツアーで福岡が一番熱かったと言ってくれたのも嬉しかった。

真っ赤な全通Tシャツに着替えたりなるりも合流して、「タリルリラ」披露。私は久しぶりだったのでめちゃくちゃ楽しかった!そしてコール!久しぶりに「お前が1番!お前が1番!あやめー!」が言えて嬉しかった。
終盤ガチ恋口上も聞こえてきたが、私は声だし無しの期間に推し増ししてしまった業を感じてた。()

「エビ・バディ・ワナ・ビー」もコール解禁後初!もあちゃんの「お嫁さんになりたいのー」に「オレノー!」コール言えたの嬉しかった。そして!「ドーム!アリーナ!新国立!」を一緒に言えるのほんとアツい!声出しのライブが戻ってきたんだなぁと改めて感じていた。

そして最後はラブパレードかと思いきや、「ボクエール」!!!!Bメロのラップみたいに早口になるところめちゃくちゃ好きだし、歌詞が元気と勇気もらえて本当に良いし、爽やかで綺麗だしほんと好きだなぁって思った。

そして落ちサビがりなるりが歌い繋ぐ。みっぴの印象が強かったパートだったが、加入して昨年の春ツアーなどのここまでの道筋を思うと胸が熱くなった。

そしてメンバーが退場しアンコール。
今回の春ツアーはアンコール無しだったが、今回はアンコールできた。声出しのアンコール、前日のB.O.L.Tから喉が温まってて良かった。(?)
体感では下手側と上手側が交互にアンコールしてる風に感じた。(だからなんだ)

アンコール

見事アンコールが届きメンバーが再登場すると、なんと純白の衣装…!!!!!

しかも新曲「TAiLE WiND」!!!!!

2000年前半の土日朝のアニメの主題歌みたいなイントロやAメロがもう好きだった。

"薫風"という言葉が似合う春らしい爽やかな曲調も大好き。
純白の衣装や歌詞がWINGSを思い出すし、「がんばれ」って言うところが凄く元気づけてもらえそうな曲で、期待感MAXの名曲の初披露に立ち会えた感じがして嬉しかった。

「僕らが選んだ道は少し違ったけどねぇいつも味方でいるよ がんばれ がんばれ」がボクエールの余韻から、水春とみっぴに向けてのようにも思えた。

アンコール2曲目は「AM0805の交差点」!ALLOUT SECONDで2Aのるりちゃんのパートでグルグルケチャのリベンジできて満足だった。そらりじゅコンビの表情管理が本当にイケメンでカッコいいなぁと改めて思った。

そして写真撮影は上手、真ん中、下手とブロックに分けて撮影。

新曲の「TAiLE WiND」含めシングルの発表!

これからのukkaに期待感が最高潮な中、真の最後の曲「ラブパレード」…!

"物語"の言葉の中でも、"saga (サーガ)"って壮大な言葉が似合う曲と思っていたが、神話に立ち会ってるみたいなめちゃくちゃ壮大な大団円の渦の中にいる感じがした。


多幸感と充足感に満ちてるとメンバーが退場。もあちゃんの「ばいびろーん」にこちらも「ばいびろーん」と返せるのも嬉しかった。

最後にダブルアンコールが起きかけたけどなかった。

あやめちゃんの声による「物語は響き続ける」という青春小節の最後の一文によって、ukka2023年春ツアーという1つの物語の本は閉じられた。

特典会

特典回はお話会→2S撮影会→お話会の順で行われた。

私は帰りの飛行機の便もあり2Sの列に真っ先に並んだ。
2Sの列から会場内で各メンバーのレーンに分かれた。
空ちゃんがいち早く登場し、他のメンバーも登場。藤井校長がいて、新人スタッフさんたちに特典券を受け取って撮ると説明してたような。

○村星りじゅ 2S

○葵るり 2S


終わりに

帰りの飛行機は電車もギリギリ間に合ってて、空港も荷物検査が長蛇の列だったが、ちょうど直近の便の優先列(?)に並ばせてもらい、そこから端のゲートまで遥か長い道のりだったが無事に間に合った。()

今回は同郷の人と複数人話せる縁もありめちゃくちゃ嬉しかった。昨年の春ツアーからどんどん輪が広まってくのを感じて、現場に行き始めた5年前に比べるとあんなに人見知りが激しかった自分もこれでもかなり成長した方だよなぁと思った。仲良くしてくださる方々、ほんとありがとうございます、、🙇

ライブとしても、りなるりの水春、みっぴパートを継承した形となるような新パートもそれぞれの個性が出てて更に進化してて凄かったし、やっぱり楽しすぎて今回も結構記憶が飛んでた。昨年の春ツアーも、というよりいつもなんだけど楽しすぎて気づいたら終わってる。

ツアーのライブコンセプトが、メジャーデビューミニアルバムである「青春小節」になぞらえて、小説仕立てだった。
ライブ前後のナレーションやセットリストも一冊の小説のような演出で、個人的にSHE IS SUMMERのラストライブを思い出して凄く良かった。(このレポのタイトルも時期的に合致してたので鷺沢萠 著「葉桜の日に」という小説からとってみました)

完売出来なかったことをアンコールの挨拶でメンバーから語られたが、本当に良いライブだった。


ラジオNIKKEIの番組、ラジオiNEWSのすずりょうさんも今回もまた素敵なレポを書いていらっしゃるし、アイドル好きで知られる岩下の新生姜の社長や、吉田尚記アナなど届く人には届いてるのでもっと広まって欲しいなと強く思った。

↑安定のナタリーさん



ukkaは今回の品川で初披露した「TAiLE WiND」が収録されるメジャー1stシングルを引っ提げたリリースイベントを行うので、GWに時間があって近くである際はぜひ!!


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