しんどくなる事を、しんどくなる事で塗り替える

Voicyパーソナリティのしゅうへいさんのお話。

もちろん楽に生きたいとか、つらい経験したくないと思うけど、
仏教的にいうと、「そもそも人生はしんどいもんだよ」という。
もう、真理。変わらないこと。そういうもの。
地球が丸い、人間には空気が必要。それくらい大きな真理である。
と、受け入れてしまう。スタートがここ。
悲観的にではなく、フラットに受け入れる。

じゃあ、どうやってこの苦しい人生を生き抜くのか。

苦しいものを苦しいことで上書きしていく。もしくはすり替える。
苦しさのスワッピング。

身近なことで考えてみる。

座り続ける。すると腰やお尻が痛くなり、立ち上がる。
次に、立ち続けると今度は足が痛くなってくる。じゃあ今度は横になろう。そして、横になっててもやはりしんどくなってくる。

結局、続ければしんどくなることの繰り返しで僕らは生きている。

そういうものだとわかっていれば、しんどくなる前に対応できる。
これ以上座ってると腰がやばいな、と。簡単なことだ。

こういった行動だけではなく、取り巻く環境や人間関係も同じだろう。

詰まるところ現状維持というのは、成果が何も変わらないものすごい労力が必要ということだ。

ありきたりな話だが、
この幸せがずっと続けばいいと思って、変わるのを恐れて行動するより、
今の幸せを感じながらも不変ではなく可変であると思い、幸せの形が少し変わった時に、それに対応できる心構えや準備をしておき、そこから新たな幸せを感じるという考え方の方が、人生を楽に生きられるということ。


イチローが初心について語った言葉がある。

「初心を忘れないことは大事ですが、初心でプレイをしてはいけないのです。成長した自分がそこにいて、その気持ちでプレイしなくてはいけません。」



・・・あたかも自分がこう生きているように書いている。
書いていて恐れ多くなってきたのでこの辺で終わりにしておこう。



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