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夫婦での家事分担を週交代制にした3つの要因

(A)食事、ゴミ捨て
(B)子供の世話全般(今なら学校のプリントチェック、習い事の送迎など)、洗濯、風呂準備

前回お伝えしたように、我が家は夫婦が家事のA・Bを週ごとに交代して担当しています。

このような体制になるに至った経緯は様々なのですが、大きくわけて3つの要因があります。(コンサルっぽいですね。)

1)「気づいたらやる」「気が向いたらやる」ではやらないから

家事分担で最もストレスなのはこれではないでしょうか。
気づいたほうがやる、のシステムは人の善意ややる気のみに依存した方法です。
「気づかなかった人勝ち」「やらなかった人勝ち」になりかねません。

会社でも、コピー機に用紙がなくなったのに誰も補充せずイライラ、なんてことがありますよね。
やれたらやる、のシステムは不公平感や不満がたまるばかりで、適切ではありません。
仮にやっても、「今回は私がやったのだから次はお前がやれ」などと小競り合いになりかねません。

2)役割分担を明確にし、原則相手の担当には口を出さないほうがストレスが少ないから

いくら夫婦であっても、家事のあるべき理想は違うものです。
たとえば私(夫)は料理の際、素早くつくり、食べ終えてからまとめて鍋や皿などを洗います。
そのため食事中は、流し台がゴミや洗い物などでゴチャゴチャしています。

一方妻は、こまめに洗い物をしながら調理します。そのため流し台がきれいです。私のやり方には不満があることでしょう。
しかし妻はその分、料理が完成するのが遅くなることがあり、私はそれが不満です。
いずれもそれぞれの好み・スタイルなので、ここで互いの「あるべき論」をぶつけたら喧嘩になり、結論も出ません。

そこで原則、お互いの担当の家事には口を出さないことにしています。
それによって「もっと○○してほしい」などのストレスをためないようにしています。
(もちろん、困ることや不快なことなどがあれば「意見」や「要望」を言うことはあります。)

3)家事すべてを把握し、出張・入院などのアクシデントに対応できるから

一番の理由はこれです。
週交代で家事を担当するということはすなわち、一人でも家事を「全部」できることを意味します。
これが我々の生活のリスクヘッジになります。

妻は産後、体調を崩しやすくなりました。
月に1度は熱を出していました。※今は大丈夫です
そんなときは私(夫)が家事全般をする必要があります。
(もちろん、私が病気のときは逆も然りです。)

もしここで「料理は夫、育児は妻」などと分担していると、私は育児のことがまったくわかりません。
保育園の準備や送迎は、ミルクは、洗濯は、保険証はどこにある、受給者証は、お薬手帳は…
こうなってしまうと非常に困るし非効率です。

そこで週交代とすることで、お互いが家事を「すべて」理解し、このようなリスクを回避するようにしています。
工場の「多能工化」のイメージです。(コンサルっぽいですね。)
それによって、私が週単位の出張に行くことができますし、妻は中国への1ヶ月の語学留学に行くこともできました。

もちろん、この週交代制にはメリットだけでなくデメリットもあります。
そのデメリットものちのちお話ししていく予定です。

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