見出し画像

良い姿勢がパフォーマンスをよくするとは限らない

こんにちは! ファゴット奏者の蛯澤亮です。楽器を吹いたり、youtubeやnoteで情報を共有したり、コンサートの企画運営をしています。一緒に人生を楽しんでいきましょう♫

今回は先日トレーナーに言われたことについて。

そのパフォーマンスにとって良い姿勢かどうか

例えばピアニストって猫背の人が多いですよね。あまりピンと姿勢が良い人ってプロの人ではいないような。猫背まで行かなくても、胸を張ってモデルのような姿勢の人はいない。これは指を使う楽器は大体そうで、指を使うためには胸を張った状態では指に集中しづらいだからだそう。

首は少し前気味で肩甲骨も内側に入るような姿勢はパソコンで作業する人も同じで何かを見て指で作業する人にとってやりやすい姿勢なのだとか。だからそれ自体を直す必要は、自分の体に痛みなどの異変がある以外は直す必要はないとのこと。

でも前屈みになって仕事をするのが良いが、その逆の形、体を反ることができるかどうかが大事なんだそうです。要は柔軟性とバランスですね。私も長らく前屈みで猫背な感じなので後ろに反ることが苦手です。そこで最近はストレッチをしてかなり変わってきましたが、トレーナーに言わせるとまだまだw 道のりが長いですが、健康のためにはそこが必要なんだそうです。

姿勢矯正と筋トレで楽器を持つのが楽になった

これは吹く時ではなくて移動する時。楽器自体は3,4キロですが、ケースも実は重くて普通のケースだと3.5キロくらいはあります。何かと物を入れるので4キロにはなります。楽器とあわせると約8キロという重さ。楽器を日頃持たない人や、軽い楽器の人たちに持たせるとその重さにびっくりします。バイオリンやビオラのケースと大きさは変わらないのに重さは全然違いますからね。

実はファゴットのような重い楽器をやっている人たちは移動で体が辛くなる人も多い。ファゴットの場合、楽器に加えて楽譜はもちろん、リード工具まで持ったりしますから結構な重量で移動するのです。それでフルートやバイオリンと同じように思われるのもなんだかなという感じですがw、チューバやコントラバスほど気を使われないのは事実ですw

それはさておき、とにかく移動は地味に大変。だから持ちやすいケースや軽いケースを求めるのです。

私は見た目重視のイギリス製のワイズマン旧型を使ってます(コンパクトだけど重さは普通)。体がこの重さにやられて歩きづらいと思って一時期ケースを変えていたのですが、事務通いし始めてからこのケースに再び変更。去年の緊急事態宣言頃に気分転換に変えたのですが、持った感触がかなり違ったのです。

なんだか随分軽く感じました。長く持ってたらもちろん重くなってきますが、そこで負けじと姿勢を保って歩いて行けば全然耐えられるようになったのです。

ケースに姿勢が負けず、しっかりと筋力がついてくればそこそこの距離であればこのケースでも問題ないということに気づいて、その後はこのケースを使ってます。リュック式よりも逆に良い姿勢を保ちやすい。

ということで大事なのは柔軟性と筋力。これからもストレッチと筋トレをがんばろうと思っているところです。

さて、2/27のおしゃふぁご、少しずつ現地も埋まってきました。ご予約はお早めにいただけると助かります♪

2:27おしゃふぁご


「記事がタメになった」「面白い」と思った方はご支援いただけたら嬉しいです!今後さらに情報発信する力になります!