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小動物の建もの探訪。

先日、我が家を建ててくれた建築会社さんから
新社屋お披露目会を開催するとの連絡を頂き、少しだけお邪魔してきました。
数年前に完成していたんだけど、コロナで延期の延期になっていました。

私この会社の社長兼1級建築士の方が大好きで。
ものすご~い方なのに、気取らずとっても気さくで。

この日もお忙しい中、社長自ら新社屋の案内をしてくださいました。
そして新社屋の秘話を聞きながら、素敵なテラスでちゃっかりアイスコーヒーまで頂いてきました。

ギリシャ神殿みたいな外観の新社屋に初手からドゥギモもとい度肝抜かれましたが、中もあちこちに遊び心があって、洗練されたオシャレ空間でした。
デザインしたのは社長ではなく、諸事情により別の有名デザイナーのお弟子さんにお願いしたんだとか。

社長のお人柄だけでなく、感性やデザインも大好き。
我が家の時もそうでしたが最初のデザインは
「え!?これ家なの?外観も間取りもぶっ飛び~!」と叫んだのを覚えています。
社長の感性は素人の想像の範疇を軽く飛び越えてきます。

でも、それを「ドヤ!!」と押し付けるんじゃなくて
ちゃんと要望も反映してくれるし
我々が要望を伝えやすい雰囲気を作ってくれる。
そういうところも含めて器でっかいし、推せる。

新社屋の入口では黒いマネキンがお出迎え。
聞いたところ「モデュロール(Modulor)」というものらしい。
フランス語の「module((尺度・寸法)」と「or(黄金)」を組み合わせて作られたル・コルビュジェの造語。

言葉通り人体の寸法と黄金比を組み合わせ
人体寸法を基準に割り出された
人が暮らしやすいと感じる寸法のことらしい。

ル・コルビュジェは
「人はぴったりする大きさの家に住み、文字通り身の丈に合った暮らしをすることが大切。
手を伸ばせば用が足りるのが人にとってちょうどいい空間サイズ」
と言っていたんだとか。

確かに何でも手の届くところにある暮らしは快適であります。笑
(たぶん、そういうことじゃない)

「社屋の凄さに負けないよう、社員も私も常に勉強しなきゃいけません。」と語っていました。
同感。貪欲に学ぶ姿勢はいくつになっても忘れずにいたい。
推せる。

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