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仕事vsマリー・アントワネット

夜、仕事をしていたらメッセージと共にリンクが。
友人からで「ベルばらの特集が放送されるよ!」という内容でした。

これは気になる。見なくては。
いつもなら確実に寝ている時間だけど、仕事で起きてて良かった。

連絡をくれた彼女は自身をヲタクと称するベルばら好き。もちろん宝塚も好き。
のめり込んだらとことん!の性格です。

学生時代、彼女からベルばらを全巻借りて読破。
私はヲタクの聖域には辿り着けなかったけど
彼女の解説と共にフランス革命を学んだから、そこだけ社会の点数が良かった記憶。笑

当時のフランス財政悪化はマリー・アントワネットのせいだ、という話もありますが
全体のうち宮廷費が占める割合は5%くらいだったとか。

実はフランスを本当に苦しめていたのは軍事費なんだとか。
半分以上が軍事費に伴う借金だったという話。これは知らなかった。

フランスではルイ14世・ルイ15世の時代から対外戦争費による負債が膨らんでいました。
その後、マリー・アントワネットの夫となるルイ16世が即位。
シカティ、時すでにお寿司。
フランスはド派手に膨らんだ借金で慢性的な財政難…。

たしかに
マリー・アントワネットは「赤字夫人」と揶揄されるほど散財しました。
風刺画にも描かれているし、それは紛れもない事実。
シカティ、蓋を開けてみれば意外にたいしたことなくて、国を崩壊させるほどの散財では無かったという話。

マリー・アントワネットのド派手な生活っぷりがクローズアップされがちですが
史実と異なる事実っていうのは、どこの国でもあるあるですな。
結果、仕事が全く進みませんでした。笑

こう見ると
いつの時代も戦争してて、いつの時代も人々の生活を苦しめるのは借金なんだな…って。

そして
「オスカルは実在しなかった」という話はいつ聞いても驚愕します。

薔薇は美しく散る。
いつか、フランスにも行ってみたい。

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