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デジタルも良いけど、紙をめくるのも最高。

「魔法の学校」という本を借りてきました。
作者は「はてしない物語」や「モモ」で有名なミヒャエル・エンデ。
副題に「エンデのメルヒェン集」と表記されています。
エンデは割と長編のお話が多いけど、これは不思議なお話を集めた短編集らしい。
 
題名通り、最初のお話は魔法の学校について。
魔法の学校の授業では、自分のほんとうの望みを知り、きちんと想像することが一番大切だと教えてくれるんだって。
いかにもエンデらしい素敵なメッセージです。
 
他にもユーモアとちょっと皮肉交じりのお話が10個。
イソップ物語のような教訓を交えつつ、ファンタジーの世界観もたっぷり。
心に刺さるメッセージ性がありながら、読んでいて爽快だし面白い。
そして時々、意味が分からない笑。
意味が分からない言葉や世界が飛び交う点も含め、ミヒャエル・エンデって凄いなぁ…って思います。
 
娘たちは本と図書館が好き。学校の図書室も好き。
児童書コーナーって、意外と大人が普通に読める本がわんさかあるんです。
私は絵本が好きだから児童書コーナー大歓迎。
さすがに娘たちはもっと難しい本を手に取るようになったけどね…これも成長。
 
私も一緒に本探し。
とりあえずミヒャエル・エンデのコーナーでまだ借りていない本を手に取ったあとは時間が許す限りウロウロ。
 
娘たちは借りたい本が既に決まっているらしく、選ぶのがとにかく速い。
選び終わっても「ママ早くー!」とか急かすことなく、隅っこで別の本を読んでいます。
 
「世界の七不思議」とか「妖怪の倒し方」とか「怪奇ファイル」とかオカルト臭強めの本を借りる時もあれば
「だまし絵集」とか「はじめてのお菓子レシピ」とか借りる日も。
長女はアニメでも放送されている「銭天堂」という不思議な駄菓子屋を舞台にしたシリーズがお気に入り。
ちょっと前まで「おしりたんてい」だったのに笑。 
 
次女は待っている間、大型絵本のコーナーで自分の肩くらいまで高さのある大きな絵本をテーブルに広げ、格闘していました笑。
「ママ見て――――!!大きい本――――!!」と嬉しそうでした。
 
デジタルでサクサク読めるのも良いけど、紙をめくる感触や質感がとてつもなく好きなのです。
 

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