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かぐや姫を探しに。

「涼」を求め竹林を散策してきました。
親子三代続く農家さんが農場の一部を観光用に開放していて。

敷地内には様々な竹が植えてありました。
その竹の美しさを楽しみつつ、春先には筍採り、秋には栗拾い。
年間を通じてカフェスペースでお抹茶が楽しめます。
和の心を凝縮したような場所です。

知ってはいたけど、行ったことはありませんでした。
物は試し。1回行ってみるべ、と出かけた次第であります。

9月だというのに、うだるような暑さの日。
でも竹林は涼しくて別世界でした。
風が吹くとサワサワサワ…って葉が擦れ合う音が響きます。
雅ですな。

日の光に照らされて金色に輝いている竹があったんだけど
我が子が「ママ!かぐや姫いるよ!」と興奮気味に指さしていました。
竹を切るのはおじいさんにお任せすることにしましょう。

竹林の奥にはカフェスペース。
竹を節に合わせてスパーン!と切っただけのワイルドなコップでお抹茶を頂きました。
コップはテイクアウトOK。

「抹茶飲めるよ!」と意気込んでいた我が子。
しかし想像以上に苦かったのでしょう。

美味しいよ、という言葉とは裏腹に眉間にシワが寄っていました。
「茶道って、こうするんだよ。」と見よう見まねで竹の器を優雅に持ってみたり
小指を立てる勢いでお菓子に添えられたつまようじを持ってみたり。

大人の階段を一段飛ばしで上りたいお年頃です。
抹茶の横に添えられていた栗のお菓子も美味でした。

秋はもうすぐそこまで。

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