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C-Girl。

アンディ・ウォーホル。

アメリカを代表する芸術家で、ポップアートの巨匠といわれています。

カラフルなマリリン・モンローがいっぱい並んだ作品とか
キャンベルのスープ缶がいっぱい並んだ作品とか。

数多くの作品を残していますが、ここ最近知って衝撃だったのは
「C夫人像」という作品。
浅香唯さんもビックリ。噂のC-Girlであります。

笠間にある「笠間日動美術館」の副館長である長谷川千恵子さんをモデルに制作したそうで。
3枚制作されたうちの1枚がこの美術館に展示してあります。

一部では、あのマリリン・モンローが霞むほどの魅力があるとの噂。
展示室で物凄い存在感とインパクトを放つ「C夫人像」

分かる。たしかに霞むくらいの迫力。
展示室に入ってすぐに吸い込まれました。

千恵子さんはサルバドール・ダリやアンディ・ウォーホルなど様々な芸術家にインタビューを行っていて、アートに関する本を多数出版されています。

その中に「C夫人像」の制作秘話が。
東京にある日動画廊を訪れたアンディ・ウォーホルは千恵子夫人に「モデルにならないか」と声をかけたそう。
そして写真を何枚か撮って帰ったらしい。

「え?描かないの?」と思った千恵子さん。

そしたら後日、3枚の作品と請求書が送られてきたらしい。
1点につき500万円。3点で1500万円。わぉ。

送り返そうと思ったけど、
社長が「1枚くらい置いておいたら?」と夫人に言ったそうで。
その時の1枚が笠間日動美術館にあるというわけです。

さすが芸術家。さすが画商。さすがC-Girl。
あとから3枚で1つの作品だと気づいたそうですが、
時すでにお寿司。
残りの2枚の価格が跳ね上がっていた…という話。

ちなみに、ダリのデッサンも展示してあるのですが、
彼の略歴が「数々の奇行で有名である」という文章で締めくくられていて
ダリさすがだな、と思った小動物です。

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