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先生、発見。

この年齢になると
学生時代お世話になった先生が校長先生になっていたり、定年を迎えて退職されていたり、いろいろあります。
異動のお知らせでお名前を見かけると、懐かしい思い出と共に時代の流れを感じます。

私が中学時代、副担任&部活の顧問としてお世話になった男の先生。
美術教師だった先生は当時から服装も髪型も考え方もすごく個性的で。

赴任して早々、刺激的な作品を渡り廊下に展示し、校長室に呼び出されるような人でした。笑
美術準備室には常にドクロや骨の模型が置いてあって。

同学年の女子たちは「気持ち悪い」と煙たがっていましたが
部活の顧問でお世話になっていたし、そんな周囲の評価を気にも止めないロックな部分が面白くて。
なんか気になる先生でした。

当時、真面目を絵にかいたようなメガネ女子の私に
「ミーアさん、他の先生がいないときはタメ口で良いよ~。僕、先生って感じじゃないし。笑」なんて言ってたな。
あの頃の真面目な私はどこへやら。笑

「学校」というお堅い感じが先生の生き方に合わなかったのか
私が卒業したあとすぐに辞めてしまい音信不通に。

その後、連絡を取るすべが無かったのですが
20代前半のとき突然、実家に先生から電話があって。
懐かしい話に花を咲かせていたら、先生が結婚して近所に住んでいることが発覚。
その流れで久々の再会。
年齢を重ねて、ちょっと太っていましたが、先生は相も変わらず先生でした。

卒業して会ったのはその1度きり。
考え方は個性的ですが、実は中身は繊細な先生。
やはり当時も自分の在り方に悩んでいたようです。

異動シーズンだからなのか、先生を急に思い出して。
今でも絵とか描いているのかな?と何気なく名前を検索したら
1発目で先生のページにヒット!!

まだ絵、描いてた!!元気だった!!
年齢を重ね、作風はずいぶんと柔らかくなっていました。
昔はロックやメタルが好きで尖っていたのに。笑

また先生とアートや音楽の話をしたいな。

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忘れられない先生

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