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X100ⅥかX100Vか

ベストバイだったX100V

 2024年3月28日にFUJIFILMから待望のコンデジ、X100Ⅵが発売されました。

ちょうど2年前の2022年3月にX100Vを中古で手に入れた自分としては、ベストなタイミングでの発売でした。私がX100Vを購入した頃はまだそこまで人気ではなく、在庫も多く約15万円で購入したのを覚えています。決して安い価格ではないものの、今となってはかなり安い方で、良い買い物をしました。

そもそもなぜX100Vを購入することになったかというと、いくつか理由があり、

  • 軽いカメラで気軽に撮りたい

  • メインのα7rⅢと違うカメラを体感したい

  • FUJIFILMがなんか気になる

このあたりですね。見事に満たしてくれるカメラに出会えたかなと思います。

プレミアム化したX100V

 購入してから徐々にX100V自体も人気に火がつき、なかなか手に入らないカメラとなっていきました。絶妙なサイズFUJIFILMのフィルムシュミレーション洗練されたデザインなど選ばれる理由も頷けます。決して完璧なカメラではないところも味があって欲しくなる理由なのではないかなと思います。
ガッツリ撮るフォトグラファーのサブカメラとしても、子どもを撮りたい親にとっても、初めて買うカメラとしてもフィットするので、ターゲットが広い上にマッチしやすいのもあるのかなと。ただX100Ⅵの販売戦略から考えると、日本よりも海外の方が人気が高いようにも感じました。

運を使い果たしてゲットしたX100Ⅵ

 そんなX100Vを手放してX100Ⅵを幸運なことに発売と同時かつ新品で手に入れることができました。カメラ界ではちょっとした社会現象とも言える争奪戦が勃発していました。カメラ屋さんや家電量販店が抽選をスタートし、自分も参加しましたが、ことごとく落選。最後の最後にビックカメラの抽選でなんとか当選。。。過去のことはあまり知りませんが、過去にカメラの抽選ってあったのかな?

その後すぐにメルカリやヤフオクなどで転売が横行しているところを見ると、なんだかなーと感じますが、これもビジネスの一つかなとも感じます。(肯定はしていません)

 X100Vユーザーだった自分のX100Ⅵに対する率直な感想は、「ユーザーの欲をある程度反映させたカメラ」です。少し具体的に挙げると、

  • 手ぶれ補正をつけて欲しい

  • 画素数をもっと上げて欲しい

  • それでいてサイズや重さは変えないで欲しい

この辺りは特に自分も使っていて求めていた部分です。ありがたいことに、上記が実現されたカメラなので大満足です。加えて新しいフィルムシュミレーションである、REALA ACEが追加されました。
残念な点はというと、やはり価格。笑
約25〜28万円もするコンデジはやっぱり高い。。スペックが上がったとはいえ、中古で15万円だったX100Vとはいえ、約10万円以上も違うのかというのは覚悟が必要ですね。といいつつも買わない理由は私には無かったこととX100Vを売却できることも購入のハードルの低さにつながりました。

X100ⅥとX100Vのどちらにするか

 個人の意見ですが、X100VとX100Ⅵを使ってみて手ぶれ補正を気にしないのであればX100Vでも良いというのが結論です。X100Vもまだ手に入りにくいですが、X100Ⅵほど高くないのであれば買っても損はしないと思います。X100Vも価格が高騰しているのでご注意ください。X100Ⅵを使って感じるのは、圧倒的にX100Vに比べて手ブレしないこと。X100Vで撮影してデータを見ると、手ブレのせいで納得できない写真もいくつかあったんです。。これが解消されたので満足度がUPです。

自分は細かい機能を比較してあーだこーだ言うタイプではないので、決定的な機能と価格で判断しました。

ちなみに私はX100Ⅵを購入したあと、X100Vを約20万円ほどで売却しました。2年ほど使用して5万円ほどプラスで返ってくるとは、なんて素晴らしいカメラ。。。

X100ⅥとX100Vで使えるアクセサリー

 X100ⅥとX100Vではいくつかのアクセサリーを使っているので、両方で使えるアクセサリーを紹介します。

  1. サムレスト

 コンパクトなコンデジであるが上に片手で常に持てるサイズです。とはいえ、持ち心地というのは非常に大事で掴んでられるかどうかも大きなポイントです。X100ⅥはX100Vよりもグリップが少し深くなりましたが、それでも浅いので持ちづらさを感じます。そこで役立つのが、サムレスト。

自分はレンズメイト FUJIFILM X100VI/V専用フォールディングサムレストを使用しています。よく作り込まれたギミックで、手前にあるダイヤルと被ってしまうものの、折り畳むことができるので、撮影時を意識されたデザインです。

唯一無二であるが故に、価格が1万円以上するのが難点です。X100Vはシルバーを使っていたのですが、X100Ⅵでブラックに変えたこともあり、一旦もう少し安めのサムレストを購入したのですが自分には合わず、やっぱりレンズメイトに戻ってきました。

ちょっと高いなと、折り畳みではなくても良い方は、比較的安価なサムレストもよいと思います。

2.レンズフード

 好みが分かれそうなフードですが、私はHaogeのスクエアレンズフードを使っています。奥行きがあるタイプなので、レンズが汚れないだろうという期待も込めてレンズフードの蓋は使わないスタイルで装着しています。そういえばこのスタイルだったから良かったものの、元々蓋は付いていないタイプなのでご注意を。

3.ソフトレリーズシャッターボタン

 シャッターボタンが少し浅いなと感じることも多いかと思います。シャッターボタンの上にサードパーティのボタンをつけることで押しやすくなるのでおすすめです。安いのでとりあえず買っちゃいましょう。

4.コンデジ用バッグ
別の記事でコンデジ用バッグについても公開しています。詳細はこちらをどうぞ!


X100Ⅵで撮った写真

 最後にX100Ⅵで撮影した写真を紹介します。

また別の記事にまとめようと思いますが、X100Ⅵを手に入れてすぐに仕事でハワイに行くことになりました。これまでストリートスナップメインで使っていたので、あまりハワイとの親和性を感じていませんでしたが、ハワイの日常というか、素を撮るのも面白かったです。

ASTIA, F/13, 1/200, ISO250

 渋谷の休日に見つけた空間。X100Vの時よりもダイナミックレンジが良くなった?と感じました。スペック的には同じなのかな。

ASTIA, F/8, 1/105, ISO200

地元に帰った際に撮りたかった海に近い梅津寺駅。実家からも近く当たり前のようにある駅ですが、小さい頃にはこの近くに遊園地がありました。懐かしい。奥に見える伊予鉄もオレンジでパンチありますね。

ASTIA, F/4.5, 1/420, ISO400

夕焼けを狙って爆焼けしたこの日。全国的に爆焼けしてたみたいです。

ASTIA, F/5.6,  1/640, ISO400

友人と行った京都。FUJIFILMと緑って素晴らしく合いますよね。

ASTIA, F/5.6, 1/1000, ISO500

京都で静かに過ごす楽しみを見つけました。王道の場所だとどうしても人が多くなる。少し外れた場所でじっくり撮影すると満足いく写真を撮れますね。

Classic Neg, F/2.8, 1/600, ISO250

祇園の夜。かなり暗いエリアなのでX100Ⅵは苦手なシチュエーションかもしれませんね。あえて綺麗に撮らないのも大事。

CLASSIC Neg, F/13, 1/60, ISO3200

この初夏に京都で撮影した写真でベストショットです。奥行きの深さと密具合が絶妙でASTIAが出す彩度もマッチしました。

ASTIA, F/14, 1/25, ISO64

いかがでしたでしょうか?自分らしくX100Ⅵの魅力を伝える記事を書いてみました。近年のカメラどれもスペックが申し分なく、そこまで差はないのかなと思っています。その中で愛着を持てるカメラに出逢えると嬉しいですね。これまではガジェットにフォーカスしたことがあまり無かったので、自分としては特別なカメラでもあります。

みなさんも一緒にFUJIFILMのカメラを楽しみましょう。
それではまた!

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