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21歳大学生、備えあれば…?の話

こんにちは

株価暴落というネガティブな話題を基に記事を書いて、次のネタを考えていたら、またしてもネガティブな話題がありました。そう、地震です。しかもただの地震ではありません。南海トラフ地震が現実味を帯びるかもしれない地震です。いろいろと考えたことをここに書き出します。


「ヤツ」は忘れたころにやってくる

元日の能登半島地震という規模も時期も人の心がないとしか言えない災害から半年以上がたった8月8日、日向灘を震源とする最大震度6弱・M7.1の大きな地震が九州を中心に発生しました。これを読んでいる対象地域の皆様、大丈夫だったでしょうか。

あれだけショッキングな年の初めだったのにもかかわらず、今回の地震でもまさかこんなお盆近くに来ないだろうと思ったということはやはり意識が薄れています。反省です… 「ヤツ」は人々が最もリラックスしたい元日に来た野郎です、昨日来てもおかしくはありません。

幸い私の住むところとは無関係で携帯の速報も鳴らず、別の作業をしていた私は地震発生の数十分後にこのことをXにて知りました。Xのトレンド欄に目を向けると「南海トラフ」という文字がありました。
また、不安の声かなと思っていたら今回はどうやら話が違うらしい。なんと、南海トラフとの関連を検討する対象となるような地震だったのです。しっかり鳥肌が立ちました。

東北出身として思い出さざるを得ない

私は東北出身なので、地震と聞くとどうしても東日本大震災を想起せずにはいられません。
忘れもしません、当時は小学2年生、下校間近の英語の授業、ゲーム形式で英単語を答えるもので私たちのチームは優勝して立ち上がったその瞬間、膝が持っていかれるような強烈な揺れ。何が起こったかわからないまま机の下に潜り込むと校内放送からは「最大震度は7」という聞き覚えのない言葉が聞こえてきました。

私は今、太平洋側に住んでいます。仮に南海トラフが来るとなれば大きな揺れが襲うでしょう。海に近い場所ではありませんが、津波を舐めたらいけません。大学進学に伴って引っ越しをして4年目、間違いなく今が一番恐ろしい時間です。あの時のように担任の先生もクラスメイトもいない、たった1人で何とかできるのか。Xで情報を知ってからは良からぬことばかりが頭をよぎりました。

何に恐れているのか

散歩をすると、少し冷静になることができました。そもそもこの南海トラフに注意しておくように、なんて言葉は数年前から耳が腐るほど聞いてきた言葉です。今に始まった話ではありません。あくまでも「可能性が高まったかもね」という意味でしかないのです。

散歩をしていても、コンビニが営業していて人が何食わぬ顔で歩いていて、普通に世界は回っている。何を過度に恐れているのか、となったわけです。これは私の悪い癖でもあるのですが、未来の不透明な出来事に対して心の準備をしすぎて、必要のない心配までしてしまうことがあります。準備力があると言えば聞こえはいいですが、臆病だとも言えます。(旅行とかは安易に決めて行けちゃうのにね。)

大事なのは目の前の出来事にまっすぐ向き合うこと、それ以外にありません。地震が起きるかもしれない、備えておこう。それだけでいいのです。

「日本脱出計画」

私が20歳になったタイミングでこのタイトルをつけ将来やるべきことをメモ用紙に殴り書きしました。

日本は素晴らしい国です。非常にきれいで、安全。食べ物もおいしいし、文化も美しい。生まれ育つことができてよかったと心から思っています。

ただ、将来もずっとここにいるかと聞かれるとその答えはNOです。地震をはじめとした災害のリスクはもちろん、地政学的なリスク、少子高齢化、いつになっても打破できない経済成長の停滞…
今の日本には自分1人ではどうもできない外的なリスクが多々あります。海外にそれがないわけではありません。しかし、日本はあまりにも自分でコントロールできないことが多すぎると感じてしまいます。

日本で生まれ育ったことで愛情はありますが、忠誠を誓うつもりは一切ありません。日本は今後生きていく場所の候補の1つであり、成長を続けるアジアの国々、世界経済の中心アメリカ、美しい風景とのんびりとした雰囲気にあこがれてしまうヨーロッパ… こうした国々と同じ扱いです。

だからこそ、会社に依存する「会社人」ではなくいつでも、どこでも、1人でも稼ぎを作れる「社会人」を目指して今のうちから種をまいているのです。転職を考えて、就職活動を進めていたのです。

改めてですが、30歳までに私は①海外駐在②転職市場に出る の2つを必ず達成させます。今までは自分に自信がなくて、恥ずかしくて言えませんでした。ただ、それに向けて本気で動き始めた今なら言えます。

日本を脱出します。

死ぬのが怖いのはまだやりたいことがあるから

南海トラフで死ぬ可能性もあるでしょう。誰も想像のできない地震が起こるわけですから、それは否定できません。

「死にたくない」と思うのはまだやりたいことがあるから。やりたいことが本当に1つもないなら、死ぬ方がコスパがいいはずです。

上記の目標を達成させる、クルーズ船で世界1周する、億稼ぐ…私には成し遂げたいことが山のように残っている。だから死ねないのです。

やり残したこともなく、明日を生きる資金もなく、体力もなく、すべてを0にした状態で「ああ、もういいや」と死んでいくのが私の理想です。

誰も避けられない死に向かって、精いっぱい生きていきましょう。

最後に…
備えあれば憂いなし。今一度身の回りを見てみましょう。

それでは、また。

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