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プライベート旅行記038 : 横浜 (万葉の湯)

1. 都会のオアシス

 「温泉に行きたい。箱根のユネッサンスがお手頃。」としつこく繰り返す妻との妥協点を探った。車で行く場所だと、私がドライバーになるだけなので、電車で行ける都会のオアシス・みなとみらいの万葉の湯へ出かけた。

2. コンプリート

 息子と二人で浴場に行ったが、すべての風呂に順番に入らされた。湯船にゆっくり浸かると言うより、業務的に一つずつ温度チェックをさせられている感じであった。ハーブサウナにも入ったが、二人とも根性無く30秒持たずに脱出した。屋上の展望足湯庭園は、みなとみらいを眺めながら開放感に満たされ、リラックスできた。

3. 現実

 昼から20:10までの9時間近く滞在し、金額は家族四人で23,000円なり。まあ箱根温泉に行くよりは安いが、それなりの値段であった。すっかり帰りが遅くなってしまったので、電車では息子が眠たくて瞼が閉じ、ふらふらになっていた。仕方なく電車ではずっと寝入った息子を抱っこする破目となり、湯たんぽのように熱い息子の熱で汗だくになってしまった。数時間前にリゾート気分で何度もお風呂に入っていたのだが…、そこにはしびれる現実の世界があった。

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