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チガサキ⊿ライフ181 : クイズ

1. 係り

 息子が5年生になり、新しい担任から「自分たちで必要な係を考え決めてよい。」と言われたらしい。実は姉の時も担任をしていた教師で、当時は若くて頼りなさげであったが、経験を積んで面白い取り組みができるようになっていた。子供たちで何をしようかと自由に話をし、息子は毎朝皆にクイズを出す係りを考え、“毎朝クイズ会社”を作くった。その会社の会長に就任したそうだが、社員は会長、社長、部長の三名のみで、部下はいない構成だった。クイズを考えるのを忘れると✖が付き、三回✖が付くとクビになる厳しい社則を自ら制定し、打ち合わせと称する電話や家に集まって、毎朝クイズを一問出し続けていた。

2. テーマ

 各曜日毎に日替わりのテーマを、下記のように決めて運用しているそうで、一か月を経て修正もされていた。

1. 月曜:漢字
2. 火曜:暗号 (最初はダジャレ)
3. 水曜:先生が出題
4. 木曜:ひっかけ
5. 金曜:なぞなぞ(最初は歴史)

日替りテーマ

血は争えず、父親も同じように会社でテスト問題を作ってるのだが、いつまで続くのか楽しみであり、こちらも刺激を受けるライバルでもある。

3. 川柳

 GW明けには、お題を出した大喜利風の川柳にも挑戦したそうだ。「鳴かぬなら、○○しようホトトギス」の○○を募集し、クラスの1/3程度から応募があったと、集まった作品の評価をしていた。うまい、面白い、気持ち悪くないの3つの指標で採点し、翌日の朝に結果発表した。4名の受賞者を教室の前に読んで、発表してもらったらしい。最優秀賞は「鳴かぬなら、玉ねぎきろうホトトギス」だったそうで、面白くはないが“鳴く”と“泣く”がかかっており上手い作品が評価できると、会長は偉そうに講評していた。

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