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ビジネス出張記090 : バンクーバー (トロリーバス)

1. 電線

 バンクーバーの大通りには、電線が張り巡らせている。何かと思ったが、トロリーバス (Trolley bus)用の電線だった。トロリーとは集電装置のことで、バスと天井から二本の角が生えていて(タイトル写真)、電線から流れる電気で動いている。

2. 乗り方

 路線番号を把握すれば行先が分かるシンプルなシステムで、Grandville Islandに行く際に乗ってみた。50番のバスを待ったが、違う番号ばかりで本命はなかなか来なかった。20分ほど待たされてやっと来たが、二台連続で並ぶバスの後方に位置して到着した。前のバスが乗車定位置に留まり、50番のバスは後方で人を降ろしていた。そのまま正しい位置で待っていると、徐行して乗車の定位置に留まってくれると思いきや、二台同時に出発して無情にもおいて行かれた。またまた20分程待ち、次はバスの止まった位置に慌てて移動し乗り込んだ。目的のバスストップ名は覚えてなかったが、「ここから4番目のStopで降りろ」とアナウンスあり目的地に到着した。

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バス停

3. 運転手

 帰りのバス番号までは覚えてなく、偶然やってきた21番のバスの女性運転手にホテルの近くを通るかを聞くが、確信なく「I don’t think so」と言われた。タクシー程知らなくて良いが、それぐらい知っとけと思いながら、違う通りのバスを見つけ、ベンチで座る大柄な女性運転手に同じ質問をしたが、やはりホテルがどこにあるか把握してない。トロリーバスだけにトロい運転手を採用しているのか、街の中心地ぐらい覚えておけと心の中で悪態を吐く。しかし、「Granvilleに行くし、Clock Towerにも行くわ。」と言っていたので、近いはずと確信して乗り込んだ。イメージと違うルートを走ったので一瞬不安になったが、ちゃんと見慣れた場所に戻ってきた。行も帰りもドタバタしたが、ちょっとした小旅行は無事に完了した。

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