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ロンドン駐在記058 : 電話

1. British Telecom (BT)

 携帯が普及した今でもやはり必要なのが固定電話である。主目的はインターネットをするためであるが、BTの固定電話回線を開設した。

2. 契約方法

 契約方法はいたって簡単であり、BTに電話するのみである。前居住者が電話を使用していたので、特に工事も必要なく、電話してから10分ほどで電話が使用可能となった。この対応はすばらしく早かった。電話で契約内容を選択するのだが、この説明も対応に負けないぐらい早く、全く分からなかった。しつこく質問し、どうやら3タイプの契約形態があるようであることが把握できた。日本の携帯電話の契約のごとく、基本料金は安いが通話料がかかるOptionと、基本料金は高いが通話料が安いOptionと、その間のOptionのようであった。後から変更が可能な事を確認し、インターネット以外は使わない予定なので、基本料金が一番安いOptionを選択した。

3. ADSL

 インターネットの契約も一番安いBTとした。こちらは無料のモデムが送付されるため、契約成立までに1週間かかった。これまたOperatorはめちゃめちゃ早口で、ケイトと言う名前以外はほとんど何を言っているのか分からなかった。人種の坩堝のロンドンのOperatorとしては、BTの教育に問題があるのではと、自分の英語力の無さを棚に上げて思った。電話での説明が理解できなかった事が直接の原因ではないが、その契約時には気付かなかった契約条件があった。同僚から、BTのTerms & Conditionに12ヶ月以内に契約解除する際は、12ヶ月分の金額を払う必要がある一文があるとのコメントがあった。たしかにWeb siteを見てみると、リンクを開けていった先にその条件があった。合法的な詐欺ではないかとも思われる、リンクにうもれた小さな表示であった。全く見落としていたが、他の民間プロバイダーは基本料金が高い為、6ヶ月を超えるとさほど差はなく、結果的にはBTの選択は最も経済的な選択となった。当然の事ではあるが、契約時にはTerms & Conditionにはご注意を。

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