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ビジネス出張記005 : フレンチ

1. チョーク

 イギリス人の大男と、出張先の韓国で一緒に仕事をした際の話である。鉄の上にマーキングをする為、“フレンチチョーク”が欲しいと言われた。彼から説明を聞いたが正直それが何を意味するのか分からなかったので、そのまま韓国現地の人に“フレンチチョーク”を持ってくるよう依頼した。すると持ってきたものは、学校等で見慣れた俗に言うチョークであったが、それは違うと言われていた。

2. French Chalk

 調べるとフレンチチョークとは以下の意味で、黒板に使うチョークと異なり、硬い石のような物であり、金属の上に印をつけるのに使われている。圧力容器等の製作現場では常識な必需品であった。
(1) チャコ:布地に印をつける滑石.
(2) フレンチチョーク:布を扱う際の手汗吸収用白チョーク.

3. 英語

 なぜそう使われるのかは不明だが、フレンチは猥褻な意味に繋がる事が多いので注意が必要である。例を紹介すると、”French Postcard”はアダルトな写真、”French Letter”はコンドームを意味し、爽やかな軽いイメージが日本ではある”French Kiss”は、”ディープキス”である。もし海外で使い間違えると、予想外に思いっきり熱いキスを受けるかも…。

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