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ボール⊿ライフ011 : 観戦 (横浜スタジアム/お茶漬けの日)

1. 5月14日

 5月14日の横浜球場、娘は修学旅行で不在なので、息子と二人で観戦に行った。お茶漬けの日を記念した、阪神タイガース戦で永谷園presents「お茶漬けの日スペシャルマッチ」だそうで、お茶づけ海苔の試供品やオリジナルうちわをもらった。始球式には永谷園の偉いさんまで登場していた。

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レフトスタンド

2. 永谷園のお茶づけ海苔

 この機会にお茶漬けを調べてみると、永谷園の創業者、永谷嘉男の「おいしいお茶づけを、家庭で手軽に楽しめたら」という思いから、1952年に発売されたロングセラーの商品だった。昔からおなじみだが、1956年に「永谷園の お茶づけ海苔」を商標登録しして以来、大きなリニューアルはなく現在に至るそうである。パッケージのデザインはお茶づけから連想した“江戸の情緒”をイメージし、歌舞伎の定式幕になぞらえた「黄・赤・黒・緑」の縞模様となっている。

3. 5月17日

 「お茶漬けの日スペシャルマッチ」と言っているので、てっきり試合日の5月14日がお茶漬けの日と思ったが、正確には5月17日であった。永谷園のルーツは、江戸時代にお茶の製法を発明し、煎茶の創始者として京都にて“茶宗明神”として祀られている永谷宗七郎(宗円)にさかのぼり、その永谷宗七郎の命日である5月17日に制定されていた。ややこしいが、宣伝効果は有り、その後に気に入った息子にお茶漬けを買わされ、永谷園の思う壺にはまった。


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