ビジネス出張記099 : 岐阜羽島 (円空)
1. 生誕の地
岐阜羽島駅前の最も目立つ場所にモニュメントがあり、タクシー乗り場から目に入った(タイトル写真)。“円空生誕の地”と書かれているが、同行者も全員知らなかったので、何者かとスマホで調べた。
2. 僧侶
家に帰ってからもう一度調べてみたが、今まで接する機会の無かった江戸時代(1632-1695)の僧侶であった。詳細説明は以下の通り。
3. 仏像
有名でも無いが、有名なのは彫られた仏像であった。“円空仏”と呼ばれ、過去には東京国立博物館でも展覧会が行われていた。訪れた土地の山林の木を素材にし、表面には何も塗らず、木を割った時の切断面、節(ふし)や鑿跡(のみあと)がそのまま見えることにより、木の生命力を感じさせ、素朴で優しい作品だそうである。駅前の得体の知れない作品も、円空仏の一つのようで、木から彫り出したデザインであると、遅ればせながら分かった。
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