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ビジネス出張記103 : 韓国 (そば)

1. しめ

 韓国の焼肉屋さんで、しめの料理を聞かれた。NoodleでHotかColdかと尋ねられ、Coldを選んだ。先に出てきたのはHotを頼んだ方で、白く細い麺が出てきた。麺の名前を聞くと、「ソーメン」と言っており、日本のそうめんのようであった。HotとColdで、麺の種類も変えているのか不明であるが、温かい麺との注文で出てきていた。

2. 冷麺

 追っかけ出てきたColdの方は、韓国料理の冷麺でイメージする麺が出てきた。当然のようにハサミを手渡されたが、使い道が分からなくて代わりにやって欲しいと頼むと、そばを上から豪快に十字に切断した(タイトル写真)。日本では食事中に使わないハサミであるが、韓国料理ではフル活用されており、良く見る焼肉で肉を切るのみならず、そばまでハサミで切るスタイルであった。

3. 蕎麦粉

 ツルツルした触感と色合いから、てっきりコンニャクの一種かと思っていたが、韓国で一般的な冷麺は、蕎麦粉を使って作っているとの説明を受けた。韓国のそばは、冷たいのが主流だそうだ。麺の名前は、「メミルそば」と呼ぶそうで、そばの意味は分かるが、“ミメル”の意味を聞いた。韓国人も“ミメル”の英訳までは把握しておらず、スマホで翻訳してくれた。画面に表示された日本語訳は、まさかの“そば”となっていた。“そばそば”って繰り返しそば感を押し出す名前の割には、日本のそば感とはかなり異なり、似ているのはグレーの色のみでかなり名前負けしている麺である。

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