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アート⊿ライフ010 : 美術館 (バンクーバー/ピカソ)

1. バンクーバー美術館

 ホテルから歩いて5分の立地にVancouver Art Gallery(タイトル写真:左下の建物)があった。日本では行かない美術館だが、海外では時間があれば訪れる。開館時間は10時~17時であったが、時間を見つけて、1時間程行ってみた。

2. ピカソ展

 企画展「ピカソ:アーティストと彼のミューズたち」(パンフレット:「Bust of a Woman (Dora Maar)」Pablo Picasso, 1938 oil on canvas)がやっていた。パブロ・ピカソ(1881~1973年)が残した絵画、彫刻など60点以上が展示されていた。ピカソの作品と共に彼の人生と創作活動に大きな影響を与えた6人の女性に焦点が当てられ、会場には年代順に数々の作品とピカソが同時期を過ごした女性の紹介エピソードや写真を並べ、ピカソの素顔も垣間見られる趣向になっている。

3. 天才

 天才・ピカソはよほどの女好きだったようで、9割が女性の絵で、そのうち半分ぐらいがヌード作品だった。すごく写実的なのと、芸術が爆発したのとの振れ幅の大きさに、凡人には頭がくらくらする感覚を得た。帰り際に団体客が入ってきて、ガイドの説明をちょっと立ち聞きしたが、6割以上は何言っているのか分からず、難解な作品に輪をかけて混乱した。代表作『ゲルニカ』の製作風景の写真が展示されていたが、本物はスペインのマドリードにある美術館ソフィア王妃芸術センターに常設されているそうである。ピカソ美術館が有名なのはパリとバルセロナにあるが、そこではなくマドリードだそうだ。機会があれば、見に行ってみたい。

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