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ビジネス出張記050 : インド (タクシー)

1. 駅前

 インドでの移動日の昼食は、ホテルからタクシーで近くのショッピングモールに出た。行きはホテルでタクシーを頼んだのでまともな車であったが、帰りは駅前(タイトル写真)にも関わらずタクシー乗り場は無く、自転車か三輪バイクの乗り物しかなかった。

2. 公共移動機関

 安全第一がモットーだが他の選択肢は無く、インドの代表的な公共移動手段・三輪タクシーを使う事にした。色使いが二種類あって、写真の緑色が環境に優しい圧縮天然ガス(CNG:Compressed Natural Gas)を使っており、黒色がガソリンを使っている。70ルピー(約120円)と言ってきたが、ネゴって60ルピー(約100円)で手を打った。思ったよりスピードがでて、下手なジェットコースターより恐怖感があった。

3. 名前

 後程インド人に乗り物の名前を聞くと、オート・リクシャー (auto-rickshaw)と呼んでいた。タイではトゥクトゥクと呼ばれているが、インド圏ではそう呼ばれている。ちなみに、インドではオート・リクシャー、パキスタンではリクシャー、バングラデシュではベイビータクシー、ネパールではテンプー、インドネシアではバジャイと呼ばれているそうである。また、リクシャーの響きに馴染みを感じて調べてみると、英語のRickshaw(リクショー)は、人力車の「リキシャ(力車)」を語源とする日本語由来の英単語であった。もともと欧米は馬車の文化で、人が車を引くというのは日本に代表されるアジアの文化だそうである。インドは日本から遠い南アジアであるが、しっかり文化もアジアの一員で有る事が、乗り物の名前からも感じられた。

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リキシャー


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