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ビジネス出張記100 : ソウル (バスターミナル)

1. 前夜

 韓国出張で、ホテルからバス亭まで移動が必要となった。夜の23時頃にホテル(タイトル写真)に到着し、フロントでバス停までの移動時間と金額を確認した。Central city terminalは、タクシーで30~35分で21,000ウォンとの説明だった。渋滞は無いかと質問したが、8時でも空港周辺は混んでないと説明され安心し。9時発のバスに乗る為、余裕をもって8時にホテルを出発とした。

2. 早朝

 早朝にGoogleでバックチェックすると、1時間程かかると出てくる。嫌な予感を感じて早めにチャックアウトし、フロントで昨晩と同じ質問をすると、渋滞しているので1時間ぐらいかかると言われた。一方、昨晩言われた金額は深夜料金で、朝なら13,000~17,000ウォンとの説明だった。少し時間を早めて、7時50分に出発した。また地球の歩き方で調べると、バス停は二か所あったので、Central cityのTerminalと住所を見せて確認し、フロントにタクシーを呼んでもらった。

3. タイムリミット

 タクシーでホテルを出発した途端に、渋滞に巻き込まれた。やっぱり1時間程かかり、バス停に08:45に到着した。料金は21,000ウォンを少し超え、フロント二人の情報を合わせて一人前であった。悪い事は重なり、フロントにあれだけ言ったので大丈夫かと思ったが、やっぱり間違った方のバス停に到着したことに気付いた。目についたInformationで「グンサン」と目的地を言うと、正しいバス停への方向を教えてくれた。何分かかるかと聞くと15分と言われ、真に受けると間に合わないが、そんなに遠くではないはずなので諦めずに急いだ。その後も見えたInformationで2回確認し、目的地のバス停でチケット購入できたのは8:55だった。2時間半の長距離バスなのでラスト5分でトイレに行こうと、トイレの位置をInformationで聞いて済ませたのが8:59。ギリ間に合うと思ったが、最後の難関は20台程並んだバスで、どのバスが正しいか分からない。何か運んでいる従業員らしきおじさんを捕まえ、チケット見せて尋ねると、指差したバスのドアがちょうど閉まった。「グンサン、グンサン」と叫びながら走ってバスに近づくと、バスに荷物を入れる役の従業員が気付いて、閉まったドアをノックして運転手に知らせてくれ。閉じたドアが再度開かれ、間一髪で間に合った。想定範囲内のミスが重なったが、柔軟な対応で予定通りに出張の幕が開けた。

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