チガサキ⊿ライフ202 : 職業体験
1. ハッピーキッチン
お菓子の玩具の“ねるねるねるね”が進化して、本物そっくりなたい焼きとお団子のお菓子が作れる“手作りお菓子”になっていた。中学生になっても、娘はこういう体験型のお菓子は好きだそうで、11月の夕方に笑顔で満喫していた。
2. 体験学習
中学2年の11月には、1日の職業体験学習がある。文部科学省の掲げる職場体験の教育的意義は、“•望ましい勤労観、職業観の育成 •学ぶこと、働くことの意義の理解、及びその関連性の把握 •啓発的経験と進路意識の伸長 •職業生活、社会生活に必要な知識、技術・技能の習得への理解や関心 •社会の構成員として共に生きる心を養い、社会奉仕の精神の涵養等”と長くて堅いが、体験学習は人気が高い。希望者が重なる場合は抽選となり、第三希望までを選んでいた。娘の第一志望は母校の小学校、次に近所のセブンイレブン、最後の抑えは駅前のマクドナルドに投票した。抽選結果は、残念ながら小学校には当選できず、第二志望のセブンイレブンになった。
3. プロカメラマン
職業体験は11月の平日であり、直接見に行けないので、妻に写真を撮るように頼んだ。普通に頼んでもやる気は起きないが、一枚100円で買い取ると言うと、やる気になっていた。ちなみに、笑顔の写真なら200円に増額システムである。それを横で聞いていて、「先生が見回りに来るから、写真撮っていたら怒られるよ。」と、注意する娘。そして、両親の阿保な契約に、あきれかえる息子…。それでも、待望の当日、妻はセブンイレブンに行ったが、娘は店舗には居なかったそうで、 “居なかった”とのみLINEで送ってきた。「週刊文春の記者張りに、あきらめずに張り込め。」と言っても時すでに遅く、全く契約の成果はでなかった…。娘に聞くと、朝の10時から働いていたが、店の奥で年賀状のサンプルをしこたま切らされたり、商品を並べたりで、レジに立つことは無かったらしい。それでも、仕事はできたので面白かったそうだ、全く仕事をしなかったカメラマンとはえらい違いであった…。
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