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チガサキ⊿ライフ295 : 土曜参観 (中学校/1年)

1. Short Notice

 金曜日に帰宅すると、息子が知らなかったと言い訳しながら、翌日は中学校の土曜参観だと説明してきた。前日に突然の連絡であるが、朝の9時から昼過ぎまで5時間の土曜参観であった。

2. 時間割

 9時に教室に行くと、親は1人もいなかった。間違っては無いようだが、朝一番から見に来る親はいないようだ。3時間目の理科の授業が最も多くの親が見に来ていたが、終始まばらであった。そんな中、1人で1時間目から5時間目までの参観コンプリートを達成した。
1. 1時間目:歴史、縄文人の生活
2. 2時間目:国語、震災の俳句
3. 3時間目:理科、理科室で密度の説明
4. 4時間目:体育、生憎の雨で、体育館での体育理論の説明。
5. 5時間目:英語、イギリスに留学経験のある日本の先生。

3. 休憩時間

 休憩時間になると、息子の友達が寄ってきて話を聞いてきた。息子は煩いので嫌がっているが、友達は面白がっていた。歴史の授業はどうだったかと聞かれたので、先生が説明していた「縄文人はおしゃれでタトゥーをしていた」は、骨しか残ってないのに分かる訳がないので怪しいと指摘すると、友達達はえらく喜んでいた。2時間目の俳句は、“会いたくて、でも会えなくて、会いたくて”の続きの下の句を考える授業だった。休憩時間にまた寄ってきて、続きの面白い句を言ってくださいと寄って来た。リクエストに応えてその時のイメージを句にし、「会いたくて、でも会えなくて、会いたくて、やっと会えたね、土曜参観!」と即興でひねりの無い句を詠むと、「どんだけ待ちどおしかったんだ」と友達達ははしゃいでいた。

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