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チガサキ⊿ライフ012 : 住宅 (上棟式)

1. お祝い

 新築の棟(屋根のもっとも高い所)が無事上がった事に感謝し、施主が職人さんをもてなす「お祝い」が上棟式である。我家の式は、17:00から30分程で行われた。

2. 準備

 地鎮祭で貰ったお守りを家の屋根に結びつける。“建築物の棟木を上げる時に、神をまつって行う儀式。棟木に綱をつけ、参列者一同が綱を引いて棟木を上げるのを本旨とするが、実際には、先に棟木を上げておき、形式的に綱を引き、工匠が棟木を槌で打つ。不動産屋さんの指示通り、下記の物を準備した。
 お札(地鎮祭で頂いた物)
 お米、お塩(一掴み程度)
 お土産(五万円程度): 金粉入りの茅ヶ崎の地酒と乾き物のおつまみ
 ご祝儀(十万円程度): 新札で一万円札1枚と五千円札18枚を準備, ご祝儀袋のサイズ(お年玉袋)で、“ご祝儀 XX(名前)”と書く

3. 式内容

 すっかり暗くなってしまってからの開始となった。お札と記念写真をとった後、家の建設状況を確認し、四隅の柱に家族で塩と米を撒いて回った。その後、訳の分からない歌を職人さんが輪になって熱唱した。私は分からないなりに、ワールドカップの試合前の国歌斉唱のように、適当に合わせて歌っていた。隣で意味不明の歌を熱唱している亭主を見て、妻は素で引いたらしい…。日本酒で乾杯を簡潔にすませ、ご祝儀とお土産を皆さんに配って、式は終了した。ちなみに、ご祝儀は余ったのだが、不動産屋の社長が事務所に置いておきますので、また取りに来て下さいと言って持って帰った。その場でさらに必要な分を抜いて返せばすむので、わざわざ事務所に持って帰る理由は無いのだが、やらしいのであえて黙って従った。予想通りお釣りは返ってこなかったが、すでに多額の住宅ローンで金銭感覚が麻痺している事も講じて、快くお祝いであるので良しとした。

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