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チガサキ⊿ライフ094 : 暗算

1. 赤ペン先生

 娘が幼稚園の時からやっているBenesseの“こどもチャレンジ”に、小学生になると赤ペン先生への退出課題が増えた。国語と算数の最初の課題の採点結果が届き、両方とも100点だった。小学校の授業も始まったが、簡単すぎると豪語する娘の算数事情を以下に示す。

2. 足し算

 足し算はマスターして常に自信満々の娘だが、「それ簡単!!」と言いながら偶に思いっきり間違う。ドリフの学園コントの一幕を彷彿させる回答に、こちらは思わずこける。また、都合が悪くなると、誤魔化しに工夫をし、「答えは内緒。」と惚けたり、「100円+100円は?」に対して「お父さん…。安!」なんて言いながら切り抜け、算数よりも切り返し方に磨きをかけていた。

3. 引き算

 娘の小学校入学を控え、家で引き算を教えた。子供たちがイメージし易いように、「マカロンが5個あって、妻が2個食べると何個残るか?」との問題を出す。“5-2”の説明に対して、「2を引くのか、5を引くのか」を何度も確認しながら、何とか理解したような娘だった。しかし、問題を変えて“5-5”を問うと、娘は真剣な顔で考え始める。またマカロンを引き合いにだし、5個のマカロンから5個食べた残りはと、ヒントを与えると、隣でずっと黙って聞いていた息子が、いきなり「ゼロ。」と姉より先に答えた。これには、プライド高い娘は、すっかりご立腹で、自分の方が正解した回数が多いと、弟に苦しい負け惜しみを繰り広げていた。

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