祈り還し_中山可穂『弱法師』ほか
最近読んだ本
・中山可穂『感情教育』
・中山可穂『男役』
・中山可穂『弱法師』
・中山可穂『ゼロ・アワー』
・中山可穂『花伽藍』
・サガン『愛という名の孤独』
・中村文則『悪と仮面のルール』
・井上靖『あすなろ物語』
・萩尾望都『少年よ』
怒涛の中山可穂。過去最高に文学でメンタル痛めつけた期間だった。ずっと読みたくて、でも勇気が出なかった。苛烈を地でいく人で、凄絶を地でいく作品だった。
「愛とは互いの血を吸って生きることだ」と繰り返すこの人物の言葉には、重みと生が感じられた