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今週の2冊 やってみて損はないかも~マンガでよくわかるアドラー流子育て

昨日に引き続き、アドラー心理学系の本です。
「嫌われる勇気」より、こちらを先に読みましたが、
「嫌われる勇気」読後に再度読むと、理解が深まった気がします。

アドラーは「人の悩みの全ては対人関係にある」と言っていますが
親子関係は対人関係の最たるもの。
可能な限りは良くしたいと思い、実践してみることにしました。

育児書を読むこと

私は育児書を読んだことはありませんでした。

いや、ネントレの本とか離乳食とかは読み漁りました。
が、そのうち
本読んでて自分の子どものことがわかるかーーーーー!!!とか、
「東大に受かった子育て」とかに対しては
あなたの子育てが万人に対応できると思うなよ!!といった
よくわからん反抗心があり、読んできませんでした。
(後なんか笑顔で子育て★みたいな本がどうしてもどうしても苦手だったんですよね…癪に障るというか…これは私の性格でしょうね…)

が、「ストレスフリー大全」で
ストレスが解消できない理由の1つに解決策をしらないから、実行できないからとあり
そりゃそうだ、と思って読み始めたのでした。

子育ての目標

子どもが20歳になったとき、どうあってほしいのか。
まずはそこから考えることが大事であるそう。
まあゴールがないマラソンはしんどいし、行き当たりばったりになりそうだものね…

自分は娘にどんな女性になってほしいかを考えました。

・柔軟性があり、多様性を受け止められる人
・他人や環境から学ぶことができる人
・フロンティアスピリッツを持っている人
・トライ&エラーを繰り返すことができる人
・人の痛みがわかる人
・自分を愛して人も愛せる人

自分のもとを去るときには、こういう女性になってほしい。

この目標を持つことで、目の前のバタバタだけにとらわれず
余裕とゆとりが生まれるとか…
余裕とゆとりは生まれない気がするけど、意識は変わりそうだ。

手を出さない

子育ての目標のために、意識できることの1つとして
親が必要以上に手を出さない、というのがある気がします。

私の理想は、「百姓貴族」の母。
作者の荒川さんが甜菜から謎の物体Xを作っていた時にも
「なんかやってるな…」とじっと見ていただけだそう。

またりんご食べたいといった保育園児に対し
まな板と包丁を持ち出して「自分でやってみな」という強い母。

自分でやって失敗させて、そこから学んでもらうことって大事ですよね。
そこから学んで欲しいし、
今は2歳だからちょっと難しいけど、「どうして失敗したんだろう」
「どうすればいいのかな」を自分で考えられるようになってもらいたいなと
思います。

私も大ケガしそうな行動以外は、基本的に見ているだけにはしています。

してならぬこと

この本によると、子育てでしてはいけないのは

無視

わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

やばい。ちょっとやってた。

子どもは無視よりは叱られることを選びます。
親の注目を集めたいから。
エスカレートすると非行や自傷、さらには子どもの生きる力を奪うとかなんとか…

不適切な行動には無視ではなく、「注目しない」のがいいそうです。
注目しないというものが具体的にはよくわからなかったので
そこらへんもう少し詳しく書いてほしかったな…
一旦気持ちを受け止めて、流すってことなのかな…

なんせこれからは絶対にやめようと思いました。

対等に接すること

「嫌われる勇気」においても、対人関係は「横の関係」である方がよいとしています。

これはお互いを対等な人間として尊敬すること。
善悪や優劣ではなく、
同じ地平線を先に歩いているか後に歩いているか、ただそれだけのこと。

うちの娘は2歳なので、できないことがたくさんあります。
でも、それは「方法をまだ知らない」だけで、人間としては対等だということ。
彼女にも意思があり感情がある。

そう、当たり前だけど娘も一人の独立した人間。

まだ経験値が少ないだけの、人間。

このことが強く深く腑に落ちたんですね。

娘については、娘がヘルプを求めてきたらば援助しようと思いますが
親である私とは当たり前ながら別人なので
そこは明確に意識して、必要以上に助けず、でも放置もせず
じっと見ながら育てていけたらいいな、と思いました。

必要以上に手を出さない
無視をしない
一人の人間として接する


まずはこの3つから実践してみようと思います。

それでは!

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