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止まらないくしゃみにカルダモンパウダー

鼻水・くしゃみ・目のかすみ・鼻づまりに集中力の低下...とつらい症状に悩まされつつも「いや、わたしは(まだ)花粉症じゃない!」と言い張る人が街角のあちこちで見られる春。

日本人のなんと4人に1人が花粉症なんだそうです。驚き!わたしは花粉症ではありません(本当です)

そんな花粉症対策、もう来年こそはなんとかしたいと必死に摂取する率No.1の「ヨーグルト」。

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このヨーグルト、アーユルヴェーダの観点から見れば花粉症対策にはもっともおすすめできない食べものです。

食べものを性質で見るアーユルヴェーダでは、ヨーグルトは

・体を冷やす

・消化に重い

・粘性が強く消化管に滞りやすい

という特徴があるとしています。

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一方、花粉症は

・カパ(水)

のエネルギーが増加して現れた不調です。

カパのエネルギーの特徴は、冷え・鈍重感・粘性・緩慢など。

アーユルヴェーダでは同じ質のものを摂りすぎると不調が現れやすくなるので、同じように体を冷やし、消化に重く、粘性で消化管を詰まらせて水分の排出を妨げるようなヨーグルトを食べたら、ますます花粉症が悪化するということです。

ヨーグルトはおいしいものもたくさんあるし、腸を整える成分が含まれているのもわかるのですが、果たして本当にビフィズスだの乳酸菌だの、腸まで届いているのか?かなり疑問です。

あと、朝食べると体が寒くなる。

私は長い人生で当たり前のように毎朝ヨーグルトを食べてきたものの何が良いのかわからず、やめてみたら、かえってお通じの状態が良くなりました。

個人差はあると思いますが、特に

・鼻水がどろどろしている

・体がだるくて仕方がない(花粉症薬の副作用以前に、春になると)

・太り気味

・普段から小麦粉・砂糖・アイスクリーム・洋菓子などをよく食べている

という方はいったんヨーグルトをやめてみると花粉症が改善する可能性はありますよ。同じような観点でいうと「ネバネバ系食材」「白砂糖」「パン」などもちょっと控える方が良いかもしれません。

それから、

・ブラックのコーヒー

・煙草

・辛い食べ物

も刺激が強すぎて花粉症を悪化するだけ。症状がつらいときだけやめてみると、少し良くなるはずです。

そんなこといっても、あと1年先まで辛抱強くヨーグルトをやめて、パンやめて、、なんてできないよ!今すぐこの鼻水止めたい。でも、花粉症対策薬は体がだるくなるからもう嫌。

という方におすすめなのが、

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カルダモンです。

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アーユルヴェーダの生活法を無理なく取り入れていくと、長年付き合ってきた不調に振り回されない元気な身体と心に変化していきますよ。

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サポートしていただいた分は、古典医療の学びを深め、日本の生産者が作る食材の購入に充て、そこから得た学びをこのnoteで還元させていただきます^^