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8月は日本のどこかで田舎暮らし

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8月はひと月まるまる家族で脱東京→日本のどこかで田舎暮らし。 2015年:長野県 長和町 / 2016年:秋田県 男鹿市 / 2017年:岐阜県 白川町 / 2018年:山梨県 … もっと読む
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#脱東京

#岳の国から2018夏⑨ - 子どもたちに感想を聞いてみました

今年で4回目となる8月のプチ移住。 子どもたちに、北杜滞在の感想を聞いてみました。 日向子(6歳8ヶ月・女の子)に質問です 北杜は楽しかったですか? ーはい。でも、キックスクーターを持っていったんだけど、できなかったので残念でした。 どんなところが楽しかったですか? ーべるがの噴水公園が楽しかったです。 北杜ではじめて体験したことはありましたか? ー機織りでタペストリーを作りました。 東京ではできないけど北杜でできることはありますか? ー田舎っぽい暮らしができます。

#岳の国から2018夏⑧ - 北杜市(周辺)で出会った美味しいものたち

8月の北杜滞在で、子どもたちと遊びに行ったスポットは既にまとめたけれど(子連れお出かけメモ ①・②)、わたし自身は密かに、Instagramや Twitterなどでフォロワーの方に教えていただいたりオススメされた美味しいものや、ネットや雑誌などで見て気になっていたお店に行く予定を、家族の行楽の合間にいかにねじ込むかに執念を燃やしていました。 これから北杜へ行くかもしれない方たちの参考に、また、わたしたちも北杜へはきっとまた何度も訪れそうな気がするので、自分のためにもメモして

#岳の国から2018夏⑦ - 仕事と暮らしを振り返る

8月のひと月は東京を離れて田舎で暮らしつつ夫がリモートで仕事をする、というのをはじめたのは3年前。長野(#山の国から2015夏)→ 秋田(#なまはげの国から2016夏)→ 岐阜(#清流の国から2017夏)とやってきて、今年の山梨・北杜ステイ(#岳の国から2018夏)が4年目となる。 このようなスタイルは、「ワーク」+「バケーション」を組み合わせて「ワーケーション」と呼ばれたりして、最近わりと注目されていたりする(らしい)。 一般的には「ワーク」と「ライフ」は別のもので、「

#岳の国から2018夏⑥ - お菓子工場、アスレチック、八ヶ岳高原線、メリーゴーランド… 北杜市 子連れおでかけメモ(2)

あっという間に北杜生活も残り一週間(!)。 第一弾に引き続き、子どもたちと一緒に遊びに行ったところメモ、第二弾。 シャトレーゼ白州工場見学  − 8月11日(土)、家族4人で 全国チェーンのお菓子屋さんシャトレーゼの工場。アイスクリームと餡子の製造工程を見学でき(ガイドツアーはなし)、最後にお楽しみのアイスクリームの試食コーナーもある。ていうか、はっきり言って、アイスがメインアトラクション。 最後にお土産屋さんでクッキーの詰め合わせを買った。 八ヶ岳自然文化園  −

#岳の国から2018夏⑤ - 屋根付き・ガスグリルも食器も食材も完備! 手ぶらでバーベキュー

以前に書いた通り、いま滞在している家は管理別荘地内。 管理別荘地というだけあって、敷地内にはちゃんと「フロント」があって、売店や温泉大浴場、リラクゼーションサロン、さらにバーベキューサイトまである。 バーベキューサイトは屋根付きで(大雨が降った日も賑わっていた!)、火起こしの心配も不要なガスグリル、さらに簡単な調理器具(包丁まな板トングなど)・食器・食材もそこで調達できてしまうという、至れり尽せりな内容。 しかも都心と違って車生活だと、夜食事に出かけてもアルコール

#岳の国から2018夏④ - 水遊び、牧場、スイス村、空中散歩… 北杜市 子連れおでかけメモ(1)

八ヶ岳南麓に来て、早いものでもう十日が経った。 といっても完全な休暇ではなく、平日昼間は夫は仕事しているので、家族全員でどこかに遊びに行ったりするのは、基本的に休日。平日は、わたしが運転できないため(毎年これがネックなのにいまだ改善されていない…)家のまわりで過ごすか、出掛ける時は公共のバスと電車でいけるところ、それでも最寄りの駅までは夫に送り迎えしてもらう必要があったりもするので、ほんの数時間とかではなくドカっと半日以上は遊べるところ、とプランを考える。 家族4人である

#岳の国から2018夏③ - 野菜を持て余すという贅沢…!

去年はご近所の方々からたくさん夏野菜をお裾分けいただいた。 今年はなんと、自分たちの畑がある…! と、いうのも。 滞在中の別荘を管理しているセラヴィリゾート泉郷では、泉郷ファームという体験農園も運営されていて、(在住者・非在住者問わず)公募により農園オーナーとなった人たちが、山梨県認定農学士の指導を受けながら農作業を行うことができるというものなのだけれど、今回、偶然わたしたちの滞在の直前にキャンセルが出たということで、その一区画を貸していただけることになったのであった。

#岳の国から2018夏② - 今年の滞在物件が見つかるまでの道のり

春が終わりに近づくと「今年もアレ、やるの?」「今年はどこに行くの?」「今年も写真、楽しみにしてるからね!」と言われることも多くなってきた。だけど、毎年毎年言ってるけど、一ヶ月間暮らす物件を探すのは、なかなか難しい。そりゃあ予算が潤沢にあれば、いくらでも見つかるだろうけど、そんな身分ではないし、かといって小さい子ども2人を含む四人家族だと、シェアハウスみたいなのもちょっと勝手が悪かったりする。 直接の知り合いや、Instagram や Twitter などの SNS を通じて

#岳の国から2018夏① - 「8月は日本のどこかで田舎暮らし」、今年も始まりました!(山梨県北杜市)

8月の一ヶ月間、家族4人で自宅のある東京を離れて田舎暮らしするようになって4年目。今年は、山梨県北杜市にやってきました。 これまで、長野県長和町、秋田県男鹿市、岐阜県白川町と色んなところに滞在したけれど、今回がダントツに東京からの距離が近い。今朝は10時前に東京の自宅を出発して、途中お昼ごはん休憩をはさんでも、13時半には到着していたので、あっという間だったなという感じ(振り返ってみると、男鹿はめちゃくちゃ遠かったな…笑)。 というのも、実はわたし、現在妊娠8ヶ月。なにか

「ワーケーション」をテーマにしたトークイベントに家族で参加します

わたしたち家族は毎年「8月は日本のどこかで田舎暮らし」しているわけだけど、これは完全な休暇ではなく、夫はリモートで仕事をしている、というのは以前にも書いた通り。 こういうワークスタイルは、「ワーケーション」(「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語)と呼ばれているそうで、日本の企業でも認める事例が出てきているんだとか。 ついに日本の大企業にも変化の兆し?旅先で仕事する「ワーケーション」がジワジワ浸透 滞在先の物件探しには毎年苦労しているので、こういった働き方がもっ

#清流の国から2017夏③ − 清流だけじゃない、白川町のいろんな魅力

一ヶ月も暮らす予定だというのに、白川町のことをほとんど何も知らずに、やってきた。まあ一応、今回滞在している家の利用許可が出たときにちょこっとは調べたので、白川町は緑茶と檜の産地らしい、川がたくさん流れているらしい、くらいの認識はあった。 それくらいしか、知らなかった。 到着早々、地産の檜を使った工芸品の売り場で出会ってしまった、お櫃。お櫃にはずっと憧れていながら、宝の持ち腐れになりそうで買いとどまっていたのだけど、「このタイミングと巡り合わせ、いま買わなくていつ買うんだ!

#清流の国から2017夏② − 川遊び三昧の毎日

前回の記事でも書いた通り、白川町内は5本もの川(飛騨川・佐見川・白川・黒川・赤川)が流れていて、車を走らせていても左右どちらかに常に川が見えているような状態。ところどころに「水泳場」と看板が出ていて、遊んでいる子ども達の姿も見えたり、釣りをしているおじさんの姿もよく見かける。 今月中盤はあまり天気が良くなかったのだけど、8月の前半とここ1週間くらいは夏らしい天気が続いたので、東京に帰ったらできないんだからと、隙あらば川遊び。家から歩いて行ける場所、車をちょっと走らせた距離に

#なまはげの国から2016夏 −秋田県男鹿市

長野で過ごした夏から一年が経とうとする頃から、さて今年はどこに行こう、と滞在先を探し始めた。去年がすごく楽しかったから、また同じところに行くという選択肢ももちろんある。でもせっかくなら、違う場所での暮らしも経験してみたい。(それに実を言うと、長野の家を Airbnb でもう一回見てみたら値上がりしていて、ちょっと手が出ないな、と思ったのもある。) 「一ヶ月間だけ家を借りる」というのは、案外難しい。ふつうの賃貸物件は、契約時にかかる諸々の費用を考えたらものすごい額になってしま

#山の国から2015夏 −長野県長和町

夏の一ヶ月間、東京を離れて田舎で暮らす、というのをはじめたのは、一昨年=2015年。娘(当時3歳)が幼稚園に通い始めた年で、「夏休み」というものが、学生時代以来10年以上ぶりに私たちの人生に戻ってきた年。 夏休みだしどこか旅行でも、とももちろん考えたけど、ハイシーズンの旅行は高いし観光地はどこも混んでいる。キャンプもいいけど息子が当時まだ0歳だったし、何泊もするのは難しい。 そして、どちらが言い出したのかもう忘れてしまったけど(夫にも聞いてみたけど彼も忘れていた)、「どこ