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日記エッセイ まばたきをする体

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2018年12月17日~2024年3月23日の日記から数本を無料で公開しています。 最近の日記はメンバーシップで公開中です。
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#子育て

ペットボトルを海に捨てない

はっと目覚めると朝はまだ早い時間で、普段ならもう少し寝るところもう起きた。 時間に余裕が…

安ジャムと高ジャム

久しぶりにジャムが食べたいと娘に言われて、よっしゃまかせとけと買い物に出かけた。 家では…

知らん人からの手紙である

娘の登校時間はいつもぎりぎりで、送られてくる校門の通過時刻メール(そういうものが、なんと…

らくだだと思っていますか?

起きた娘が皿の上のパンを見て「焼きおにぎりだと思ったのに」と残念そうにしている。昨日バレ…

ようこそ世界へ

ラジオではレポートさんが街中で人に「好きなインスタント麺は何か」を聞いている。 私は洗濯…

ちょっと踊ったりすぐに駆け出す

洗濯物を干していると、朝食を食べている娘にお母さん来てといわれ、何さと聞けば食パンにクリ…

送り迎えのことばかり考えていた

狭い部屋で寝ていると泊まりに出ていた子どもたちが帰ってきた。 子どもたちが自力で移動していることに心強い思いでいっぱいになる。 ほっとくと死ぬ様相で生まれ、そのうち立って歩いて手づかみで食べるなどを覚え、それにしても送り迎えをせねばどこにも行けない日は長く続いた。 息子0歳から娘6歳の9年は子どもを保育園へ送って迎えることがプライベートにおける最重要事項だった。思えば私の30代のうちの行動の多くが送ると迎えるを基本に構成された。「送迎」と毛筆で大きく書いたTシャツを数枚

手に持ったものすべてを破壊する

山に住む子らの父は最近、田畑を耕すほかにお茶工場でも働いているらしい。 先日野菜を送って…

正月にはリステリンを買う

息子と私とで餅を食べ、娘も起こして餅を食わせた。毎年正月の3日目は実家の家族で集まる。昼…

ケーキに隙間を見つけて悔しくて泣いた

学校に行こうとする息子にゴミ出しを頼んだ。ゴミ袋を渡すと「えっ!? えっ、ちょっ!?」と慌て…

気づかないまま傷つく

息子はきのう、学校が休みで、仲間と校庭に集まってまるまる一日ラグビーをしていたのだそうだ…

今日の15時ごろすごかった

頭で思い描く立ち食いそばはいつも怖かった。 駅そばによく行くのだが、お客全員がトレイにそ…

水筒という家事がある

よく寝られず、寝られないなあと思いながら夜じゅうぼんやり横になっていた。 そういう日はた…

雨のついた網戸に消しゴムなげてみ

卵をゆでたが朝ごはんとして出し忘れた。 卵を食べずに子どもたちは学校へ、私は会社へ。 会社を中抜けして脱毛の店に行った。膣まわりとおしりの穴周りの肌にレーザーを当てて今後毛が生えないようにしてもらうのだ。 5年前から通っているがまだ生えてくる。 脱毛の店、世の中にあるあらゆるサービスのなかで1番くらいに変わったサービスをする店だと思う。 終わって仕事に戻った。いつも脱毛の店に行ったあとは、あまりにも変わった行いをしたあとなのでもっと大騒ぎしたほうがいいのではないかと