“ときめきがある”産直市【愛媛・西条市】ときめき水都市
2022年9月の「地元を愛す。」プレゼントの賞品にセレクト したの は 、JAえひめ未来の農産物直売所「ときめき水都市」(西条市神拝)の「お芋に恋をして&水都市おすすめセット」。
4月にリニューアルオープンし、幅広い世代から人気を集めている「ときめき水都市」の藤田なつみ副店長にお話を伺いました。
2022年4月にリニューアルオープン
西条市中心部に“ときめきがある”産直市が誕生
今年4月15日にリニューアルオープンした西条市神拝の農産物直売所「ときめき水都市」は、1991年(平成3年)に「青空100円市」から始まった歴史ある直売所。西条自慢のうちぬき水で育った新鮮な野菜をはじめ、地元の鮮魚店や精肉店も出店し、地域住民に愛される人気の産直市だ。その「ときめき水都市」で副店長を務める藤田なつみさんは、JAえひめ未来スイーツプロジェクト「ときめき☆がぁる」の一員として、リニューアルオープンに合わせて発売する新しいスイーツの開発に取り組んだ。
(藤田なつみさん)
リニューアルに合わせて、JA独自で開発した商品があったらいいねということで、若手の女性職員が中心になってスイーツの商品開発に取り組むことになりました。ちょうど巷でお芋のスイーツが流行っていたので、地元産のサツマイモを使ったスイーツを作ることに決まりました。そして完成したのが「お芋に恋をして」です。
「お芋に恋をして」はレアチーズのタルトにスイートポテトをのせたスイーツで、甘さ控えめなスイートポテトは市内の神戸小学校の児童と青年協議会のメンバーが一緒に作った「紅はるか」を使用。さらに、愛媛県が生産量1位を誇るはだか麦のポン菓子を表面に散らし、食感のアクセントにしている。
-商品開発にあたって苦労したことはありましたか?
甘さをどうするかという点が一番悩みました。試作段階では甘すぎるなと感じたので、少し抑えることにしました。さらに、若い人も購入しやすい価格に抑えるために、サイズは小さくても食べ応えのあるように工夫しました。お客さんの評判もいいので、現在、第2弾の商品を検討中です。
―「ときめき☆がぁる」は水都市のPR隊としても活躍しているそうですが、ネーミングに込めた思いを教えてください。
「ときめき☆がぁる」は現在、 私ともう一人女性職員がメンバーで、キャッチフレーズとしてもかわいいですし、 『 ときめき が、ある 』 、ということで、西条産のおいしいものを食べて、皆さんにときめいてほしいという思いも込めています。インスタグラムなどで発信する時も、「#ときめきがぁる」「 #お芋 に恋をして」という感じでハッシュタグをつけています。
―ときめき水都市は店長さんも女性で、女性スタッフが多いお店のようですね。お店の運営で何か意識していることはありますか?
やっぱり「女性目線」ということをとても大事にしています。商品のポップもかわいくして、女性が買い物しやすい動線を考えたり、主婦だったらこんな商品が欲しいんじゃないかということを考えています。
―これから「ときめき水都市」をどんなお店にしていきたいですか?
4月にリニューアルしてから、若いお客さんが増えたのを実感していますが、これからもっと若いお客さんに来てもらいたいと思っています。お魚も対面販売でその場で調理してくれますし、今、グルテンフリーが注目されていますが、西条産米粉を使った「こめっこぱん」はもっちりとした食感でとてもおいしいのでもっと知ってほしいですね。