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[魚雑貨を愛でる時]魚柄レターセット

妹が唐突にくれたレターセット。使いかけだったのか、最初からなのか、商品名が分かるような紙は入っておらず、透明のパッケージにも値札しか付いていなかった。
部屋を片付けていて見つけらしく、恐らく結構古いものだろう。最近は手書きで手紙を書く事が少なくなったから、魚好きの姉にくれたわけだ。

確かに一般的には手紙の需要は減っていると思う。その証拠に(?)もともと「手紙」を指していた「mail」という英単語も、「mail = e-mail」という認識が強くなってしまったせいで、現在では相手のもとへ届くのが遅いことから「snail mail (かたつむりメール)」と呼ばれている。
これは、元祖パンダなのにジャイアントパンダの方がパンダ代表になってしまったがゆえに、名前に「小さい方」という意味を加えられてしまったレッサーパンダと同じ運命を辿っている。

しかし、私は文字を書く事自体が好きなので、いまだに人に物を送る時などには必ず手紙を添える。
きっと、手紙は捨てづらいからと迷惑している人もいるかもしれない。しかし、書いて送った時点で私の目的は達成している。もし、迷惑している知り合いの誰かがこれを読んでくれているのであれば、今後、私からの手紙は捨てても燃やしても読まずに食べても大丈夫だよ!

さてさて、妹からもらったレターセットだが、パッと見るとファンシーショップにありがちなカラフルで可愛い模様にしか見えない。
しかし、よく見ると魚のデザインが凝っている。
マンボウのようなものやチョウチンアンコウのようなものなど、「ザ・魚」みたいな形ではない魚がいる。
そのうえ、単にカラフルに色付けしているだけでなく、一つ一つ割と細かい柄が描かれている。なかなか愛でる価値のあるレターセットだぞ!

素敵なレターセットをもらうと、早速誰かに手紙を書きたくなる。
ただ、きっともう売っていない商品なんだろうと思うと、使うのが勿体ない気がしてしまうなぁ!!

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