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レトロクッキング

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2021年3月の記事一覧

いちばんぜいたくな昼食

いちばんぜいたくな昼食

以前紹介した「サラリーマンがお昼に食べているものは?」で
当時のサラリーマンたちの多くは社員食堂や町の食堂に何かしら不満を抱えつつ毎日昼食をとっているようでした。

同年の暮しの手帖でこんな記事を見つけました。

いちばんぜいたくな昼食

おなかがすいているから 箸を動かしているのです
限られたお金です 限られたメニュウです
きのうもおなじでした 明日もおなじでしょう
ふっと むなしいものが  と

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魚の冷製を作ってみたい!

魚の冷製を作ってみたい!

趣味で集めている昭和の料理本を紹介しています。

古い料理本はたくさん持っているのですが
お気に入りに“田村魚菜先生“があります。自由が丘の魚菜学園という料理学校を作ったひとですが、昔はいろんなテレビなども露出していたそうです。
なんと映画にも!

僕は世代的にテレビでお見かけしたことはないのですが、とても幅広く色々な料理を作って紹介されています。本もたくさん!

で魚菜先生の本は面白いのでnot

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昭和34年 ただ1つの油

昭和34年 ただ1つの油

家には何種類の油がありますか?
最近油のイメージが変わってきて
体に悪い、太る、といったものから、
体に良い油、健康のために積極的に取り入れるべき油などをよく見ます。
今までより手に入れることのできる油の種類は確実に増えています。

1959年(昭和34年)発刊の暮しの手帖では、
5種類の油を5つの調理法で比較し、
たったひとつの油しか使えないとしたら
どの油を選ぶべきか徹底検証しています。

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昭和38年のサラリーマンがお昼に食べてるものは?

昭和38年のサラリーマンがお昼に食べてるものは?

この雑誌は昭和38年出版の主婦の友です。
インパクトのある表紙ですね。右手前になんかピンボケした鍋のようなものが写ってますが、松茸???なんだか不思議な写真です。撮影者の意図が見えない。。

この頃の日本は経済も上り中な時代。雑誌を見ていると至るとこに“物価があがっちゃって困る“という話が多く見られます。

そんな時代のサラメシ!一体どんなものを食べているのでしょうか?
この雑誌読者層は女性なので

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