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自動化は、小さな幸せを奪う。

ヒトは無意識のうちに、多くの事柄に対して、より上手くなろうとする生き物だと思いませんか?

例えば、

いつもよりキレイに掃除できた、とか。

ちょっとレシピを変えたらより美味しくなった、とか。

やったるでー!

と気合い入れてやってないとしても、結果してより上手くできたら、ウレシイもの。たとえ

どんな些細なコトでも、ね。

少し自分のステージが上がった気がしてね、小さな幸せを感じる。
そしてそのステージに慣れたら、も少し上を目指す。無意識に。

これを、私の好きなクルマの分野に当てはめれば、

自動化の開発を進めるのは仕方ないとして、その一方で、

人が操作する部分を残す

ことも、考えてくれー

ってことになります。

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具体的には、

マニュアルトランスミッション、操作させて! あの感触がイイんだから。


クラッチ、踏ませて! スムーズに繋げたら、ウレシイんだから。


ハンドル、クルクル回したい! 手で回すためにあるんでしょう?


車庫入れ、ピッタリやってみせるでー!


メーカーさんにお願い。人が動かす余地のあるクルマを作り続け、さらにはソコの部分の気持ちよさを、深掘りしてほしい。

そういう意味では、すでに、欲しい車が、新車で買えなくなってきてるんです。
つまり自分で操作できる余地が大きいクルマが、少なくなってきている…

どころか、値上がりしている。

これ、メーカーにとって一種、屈辱的なことではないでしょうか。
要するに、

不要な自動化にコストを費やしている

一面もある。

この傾向がそのまま進めば、ヒトは、ディズニーが「ウォーリー」で警告した、こんな姿になりかねない。↓

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言い過ぎメに、言ってみました。

それでは、またー。

サポートいただけるなら、グンとやる気出します。