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カッコ良さにこだわるデザイントーク。

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見た目のカッコ良さにこだわる、プロダクトデザイン等に関する言いたい放題。
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#スポーツカー

雑誌は新型車の批判はしないものだと思ってた…が!

・僕は仕事でnoteを書いてるワケじゃないから、本音が言える。 ・同時に、読んでくれる方が不快になるような悪口は書かないでおこうと思っている。 ・一方で、未来につなげる意図を持った前向きな批判ならば書いて然るべきだし、そこまで封印してしまったら、逆に世の中が不健康になると思っている。 ・クルマが大好きだが、自動車作りに携わる人間ではない。 と、最低限の前置きを置いたうえで本題に入りますが、 僕には、トヨタの新型スープラは、全くカッコいいと思えない。どころか、仮にお値

ホイール編。オートモビルカウンシル2023。

昨今のスポーツカーのタイヤ・ホイールはあまりに大きすぎる気がしますので、今日はオートモビルカウンシルで見かけた、ちょい昔のカッコいいホイールをご紹介。 それでは、またー。

やはり!スポーツカーのハンドルは細かった。

ワタクシ以前から、スポーツカーのハンドルの握りは細い方が好きです。↓ なぜかっていいますと、太いハンドルより、よほど操作感がダイレクトに感じるから。 しかもステアリングの断面は、どこを切り取っても金太郎アメのように同じカタチが良い。その方がクルクル回しやすいから。 つまり、こんなのはあまり好きじゃないわけです。↓ でね、この間、マツダのディーラーで、ロードスターRFの運転席にチョコっと座らせてもらいました。 そしたら、やっぱり、マツダはわかってるなー。 ハンドルは

GRヤリスはホントエライ、エライのだけれど…

トヨタのGRヤリスはスゴい。エライ。 何がスゴいって、まずスペック。 1,618ccの直列3気筒ターボが生み出すのは272馬力と370N・mの怒涛のパワー。車重は1,250kgと軽め。 この数字がどれだけスゴいかって、ポルシェ・ケイマンに肉薄してるワケです。 つまり、 ケイマンは300馬力、380N・m。さらに!ポルシェは車重1,360kgほどあるから、パワーウェイト・レシオで比べたら、同じ4.6となり、性能はケイマンとほぼ同じなワケです。すげー! しかもヤリスは四輪駆動

スポーツカーに不要な機能。

最近の、特にスポーツカーの機能で、これいるか?と思うものが結構あります(取り除く替わりに、軽く、安く作ってほしい)。 便利な機能なんて全くないクラシック/ネオクラシックカーの人気が高まっていることも含めて、この点を是非、スポーツカーメーカーに考えていただきたく、不要な機能を列挙してみます! 不要な機能一覧。●アイドリングストップ  …エンジン切るなら手動で切るし。短時間の停車なら、切っても環境上も意味がない。MT車では、ある条件で作動すると、後ろから追突されそうになって危

GMAのT.33。スポーツカー好きの心を分かっている。

今回ネオクラシックスポーツカー好きの目線でご紹介したいのは、 GMA(ゴードン・マレー・オートモーティブ)の、T.33。70〜80年代のF1マシンの設計や、市販車ではマクラーレンF1の設計で有名なエンジニア、ゴードン・マレーさんが立ち上げたGMA。そのGMAが新発売し即売り切れたT.33というモデル。 ワタクシ、このモデルには、スポーツカー好きを刺激するいくつかのメッセージが込められていると思うので、是非紹介したいのです! 1.デザイン/ネーミング/エンジンに込められた

さらば アルファロメオ。

ボクの大好きだった自動車メーカー、 アルファロメオ。なんと、2027年以降の新型車を、欧州、北米、中国ではEVのみにするとのこと。 はぁー(ため息)。 ついに、あの乾いたエンジンサウンドを響かせたアルファロメオが去るのか… 確かに最近のアルファのデザインからは、「スポーツ感はもう適当でいいや」って思っている感じが、なんだか滲み出ていた。 ジュリアにしてもジュリエッタにしても…これアルファか? って感じの、車高の高い、どろーんとしたデザ… いや、皆まで言うまい。 盾

ザガート推しのオートモビルカウンシルに行ってきた!

いやー前回は往年のラリーカー推しと言っておりましたが、今回のオートモビルカウンシルは、イタリアのカロッツェリア・ ザガート推し でもあったんです。 カロッツェリアってのは、ざっくりいうとメーカーの依頼を受けて、クルマのボディのデザインと制作を専門にやる工房みたいなもので、ボディ専門だけに、エース・デザイナーを揃えて、すごく良いデザインしてくるわけです。 ではそのザガートのデザイン、見てみましょう。 アバルト750GTザガート! 展示されてるクルマが買えるってのもこ

WRC推しのオートモビルカウンシルに行ってきた!

今年4/9〜11まで幕張メッセで開催される、オートモビルカウンシル2021。行ってきました! なんといっても今年は、ワタクシ大好きな、 70〜80年代WRCラリー推し でしたので、無理してでも行きました! 早速お目当てのど真ん中のスペースへ! 出たー!! ラリー界で2番目に美しい(主観)、 ランチア 037ラリー! アクロポリスラリー4位入賞車そのものとのこと。 後ろもド迫力。そして、 ボクのバイクに付いてるビタローニ・カリフォルニアン・ミラーがしっかり付

ヘッドライトのデザインが最高かつ、今買えるクルマたち!!

古今東西、カッコいいクルマのヘッドライトというかフロントマスクは沢山あります。 最近はコンピュータでデザインするので、もの凄く変わった(変な?)デザインが結構ありますが、とにかく今回は、昔のクルマを含めて、いろんな工夫を凝らしたカッコいいヘッドライトのクルマをご紹介。 ただ、単にカッコいいだけではアレなので、 なんと!現役の売り物(=買えるクルマ!)にこだわって、ヘッドライトのタイプ別にご紹介! と言っても、 安心してください!ヘッドライト以外の全体のスタイリングなども

自動化は、小さな幸せを奪う。

ヒトは無意識のうちに、多くの事柄に対して、より上手くなろうとする生き物だと思いませんか? 例えば、 いつもよりキレイに掃除できた、とか。 ちょっとレシピを変えたらより美味しくなった、とか。 やったるでー!と気合い入れてやってないとしても、結果してより上手くできたら、ウレシイもの。たとえ どんな些細なコトでも、ね。少し自分のステージが上がった気がしてね、小さな幸せを感じる。 そしてそのステージに慣れたら、も少し上を目指す。無意識に。 これを、私の好きなクルマの分野に

メーターの針が、あるときー↑、ないときー↓泣。551の蓬莱のCMとともに。

今回言いたいのはこれだけです。 メーターの"針"を無くさないで欲しい。これです。 タコメーター(エンジンの回転計)のことです。そして針というのは回転数を指し示すあの針のことで、液晶上に表現されたモノじゃなく、パーツとしての針です。 スポーツカーとスポーツバイクに限定した希望、と言えるでしょう。用もないのに山道に走りに行きたくなるようなクルマやバイクのことです。 つまり、そういうものに乗りたい人は、便利さや快適さ、それに機械が自動で何かやってくれる、とか、そういう最先端は求

ストライプの鬼 – II。

仕事の虫。サーキットの狼。そして、ストライプの鬼(笑)。 ということで(何が?)、前回はヨーロッパの市販車のおっしゃれなストライプをご紹介したこの企画、続きを行ってみたいと思います。 3. 豪快さを体現するアメ車の極太ストライプ。の鬼!アメ車のストライプの特徴は、 ゴツい!こと。ほーら。↓ (ACコブラ '65? 7リッター❗️ V8) 極太でしょ。ワタクシ、アメ車には詳しくありませんが、この太さが、大排気量V8・OHVの、あの独特の、 ドルドルドルッって音と、驚

まだ買える、"牛若丸"と"ダース・ベイダー"!  史上最も盛り上がったレースに勝ったマシン、2台。

DTM。ドイチェ・チューリンヴァーゲン・マイスターシャフト。ドイツツーリングカー選手権。 こんなにカッコ良くて、常に接戦で、人気があって、極め付けは、 カッチョいいベース車両が普通に買えた(高いけど)という、そんなツーリングカーレースが、他にあったでしょうか。 最近、こんなDVDを見たんですね。↓「アドレナリン」。BMWのハコ車(=ツーリングカー。フォーミュラではなくて)の歴史を、今や貴重になった映像と、ハンス・シュトゥックやジョニー・チェコットといった伝説のレーサーやエ