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さらば アルファロメオ。

ボクの大好きだった自動車メーカー、

アルファロメオ。

なんと、2027年以降の新型車を、欧州、北米、中国ではEVのみにするとのこと。

はぁー(ため息)。

ついに、あの乾いたエンジンサウンドを響かせたアルファロメオが去るのか…

確かに最近のアルファのデザインからは、「スポーツ感はもう適当でいいや」って思っている感じが、なんだか滲み出ていた。

ジュリアにしてもジュリエッタにしても…これアルファか? って感じの、車高の高い、どろーんとしたデザ… いや、皆まで言うまい。

盾型のグリルを取り去れば、トヨタ・カムリだ、カローラだと言っても気づかないくらいの、大したことのな…いや、皆まで言うまい。

70年代のように、軽くて小さくて低くて、メチャクチャカッコ良かったジュリア・クーペや↓、

(手持ちのミニカーです。2000GTAm。)

アルフェッタGT↓、

(ルーフからリアに流れる線と低く構えたフロントがイイ!)


そして公道のスーパーカー、Tipo33。↓

(世界一カッコ良い車の一つだと思います)

80年代以降も、アルファ75 ↓、

アルファ164やブレラ↓

(アルファに限らずこんなカッコ良いサルーンはもう出ないかも…)
(2005年のブレラ。最後の、カッコ良いアルファ!?)

など、デザインもメカも個性的で魅力的なクルマを連発してきた。

これらのクルマにも、もちろん逆三角形の盾型グリルが付いてますけど、そこを指で隠してみても、誰が何と言おうとアルファでした。

逆にいえば、最近のは、カムリにでも、盾型グリルを付ければアルファと思ってくれるでしょ、といった感じの適当感があるのですよね。
それでまあ、なんというか、伏線みたいなものを感じていたんですよね、スポーツカーブランド終焉に向けた。

そしてついに、全車EV化宣言ですよ。

奇しくも、このあいだ見ていた、カーグラフィックTVは、

「アルファのEV化は自殺宣言に等しい」
「ユーザーのニーズが無視されている」

という、衝撃的なコメントで番組を締めていました。
…しかし衝撃的ではあるけど、アルファロメオというブランドを考えたとき、同意せざるを得なかった。

最後にお別れを言います。

さらば、我が青春のアルファロメオ。




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