見出し画像

知識こそが最強の武器

若い頃は、多忙であることを理由にして、お金のことについては、本当に無頓着であった。何も考えず、使いたいときにお金を使っていた。どれぐらい税を支払っているか、給与明細にある項目の意味は何なのかなどに関心を示すことはほとんどなかった。                                            しかし、人生も折り返し地点を過ぎると、お金や時間が有限であることが具体的な数値とともに現実として迫ってくる。

そこで、遅ればせながら、3年前ほどから、書籍やYouTube、銀行に勤める友人の話を聞くなどしてお金の勉強を始めることにした。               

お金の勉強をすることで「知識が最強の武器であること」「自分の大切にする価値がより明確になること」「ライフデザインを描けること」など多くのことを実感を伴って学ぶことができている。

お金に関する知識は、知っているのと知らないのとでは大きな違いが出る。とよく言われるが、まさしくその通りである。

例えば、スマホなどの通信費は格安SIMに乗り換える、加入プランを見直すだけで、家族で月8000円の節約ができた。新しく加入したプランは、Wi-Fiとセット割引があり、さらに通信データが増量された。

保険の見直しも行った。これまで、そもそも保険にはどのような保険があるのか、また、どのように仕組みがあり、今の自分に適した保険はどのようなものなのかなど考えることなく、思考停止したまま保険に入っていた。  今では、公的保険の優秀さを理解したうえで、それを補うものとして民間保険に加入している。家族で月15000円ほど保険料を減らすことができた。

加入しているサブスクの見直し、ほとんど活用していないもの、自分の大切にする価値に合わないもの等のリストラを行った。週2回のジム通いを、毎日の朝のウォーキングや筋トレに代えるなどして、月15000円の支出を減らす。

その他、ふるさと納税で、トイレットペーパーやタオルなどの日用品を返礼品としていただいたり、楽天経済圏に移り、飲料水などの日用品をポイントがお得なお買い物マラソンで購入したりして、普段の生活の質を落とすことなく、節約をすることができている。

家にあるものの断捨離をはじめ、はじめてフリマアプリで活用して品物を売ることにした。そこで得たお金は、子どもの教育費の一部に充てるようにする。

減らすことができたお金については、貯金やNISAなどで投資信託と無駄に使わないようにする。

これらは、お金に関する知識が身に付き、実際に行動したからこそ、できたことばかりであり、面倒くさがりな私にとっては大きなことである。                

お金を節約できたこともうれしいが、日本や世界の社会情勢、金融機関や税金の仕組みなどを、より深く理解できたことも自分の財産となっている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?