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盛者必衰の米国Intel

世界半導体ランキング第1位の米国Intelがもがき苦しんでいます。
AI半導体とデータセンター=生成AIのブームに乗れなかったIntelは、日本病にかかっているようです。
成功体験と既得権益に胡座をかくとこうなるというお手本です。
売上高と株式市場の評価は比例しないのです。

【米国Intelの選択の道】
~引用~
ブームに乗れず
インテルはデータセンター用半導体の製造に強く、人工知能(AI)の急激な台頭にも十分に対応できるはずだった。しかし、AIモデルの学習と運用に必要な特定の種類の機器を製造する競争に出遅れ、最近のブームに乗れていない。
インテルは3年連続の減収に向かい、24年の売上高は520億ドルと予想され、21年の7割に過ぎない水準にとどまりそうだ。インテルの株価は今年60%余り下落し、S&P500種株価指数で2番目にパフォーマンスの悪い構成銘柄となっている。

【世界半導体ランキングのIntelのポジション】
~引用~
市場調査会社のOmdiaは2024年3月27日、2023年の世界半導体企業売上高ランキングを発表した。それによると、前年2位だったIntelが前年比15%減となったものの、511億米ドルの売り上げを記録し、首位に返り咲いた。また、前年8位だったNVIDIAは前年比133%増の491億米ドルと大幅な成長を見せ、初の2位となった。
一方、2022年に1位だったSamsung Electronics(以下、Samsung)の2023年の売上高は前年比33%減の443億米ドルで、順位は3位に下がった。メモリ分野の売上高が大きく低下したことが不調の理由だ。


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